あおくん 2024/07/05 22:45

4.交わる男女と出産の時【思春期男女の性の授業】

保健の授業を担当した教諭二名、桐島と田中。
この二人は今回の授業に向けて話し合いを続けているうち、親密な関係となっていた。
意外に男女の関係となり体を交え、 恋人同士となり、 例の授業の後まもなくして桐島の子宮に新たな命が宿っていることがわかった。

「私、最近体調がすぐれなくて…それでね、あの…あなたとの赤ちゃんを妊娠したみたいなの」
「本当か!?いや、その…俺たちはまだ数回しかそういう事をしていないよな?」
「は、はい……」
「でも、妊娠したっていうのは本当なんだよな。そうしたらこれは奇跡としか言いようがない」

そんな愛しい報告に、車の運転席に座る田中は桐島の唇にキスを求めた。
田中の手が彼女の下半身の突起を何度も何度も触り続けながら求め合うキスを交わすと、次第に助手席に座る桐島が下半身丸出しとなる。

「あ、あの……そろそろ止めないと。私、そろそろアソコが限界です」

桐島はソワソワしながら口にする。
それは演技でも何でもなく、太ももや性器を触られながらキスをしている間ずっと我慢していて、ショーツを下げた田中の勃ったペニスの先端からも先走り汁が出始めていることに気づいていたからだ。

「そ、そうだな……俺も我慢できない」
「あんっ!」

助手席のシートを倒し桐島に抱きついた田中は、右手で彼女の胸を掴む。
大きな喘ぎ声と共に彼女は仰け反って、大きな胸がブルンと揺れながら田中のペニスが入り込む陰部へ容赦無くズブズブと挿入された。

「んはああぁあん!はふぁぁぁああ!つ、突いてえぇぇええ!」

ピストン運動を開始した田中の大きなペニスが桐島の膣の奥深くまで突き刺さり、あまりの激しい突き上げで彼女の脳からは思考する能力が一度リセットされていた。

「はぁあん!あんっ!んんんんんぁぁぁぁああん!ひゃあああああああ!」

ガマン汁タラタラな状態の生ペニスでピストン運動を続けている田中は、それでも勢いを緩める事なく突き上げ続け、彼女の表情をニヤケさせながら甲高い喘ぎ声を車内に響かせていた。

「んっ!あぁああん!はぁああん!す、スゴイですぅうう!ああ!」
「こ、これが桐島の中……最高だ」
「いぃいいいいっ!あぁあんあんあんっ!きもぢいぃぃよぉぉ!」

ぐちょぐちょに濡れた割れ目の奥に生ペニスが突き上げられる度に、激しい快感を得てしまう桐島。
そんな状態で二人は絶頂を迎えると彼は桐島の膣からペニスを抜くことなく再びピストン運動を始め、彼女の膣内に精液をたっぷりと注いだ。

「はぁはぁ……す、すごいですぅぅうう!」
「お、俺もだ。こんなに気持ちいいセックスは初めてだ」
「学生には避妊とかオナニーとかあれだけ指導して、私たちはこうやってゴムなしセックスを楽しんじゃってるのよね」
「ああ、だから俺たちはもう学生たちの見本になんかなれなよな」
「そうね、私たちはダメな教師二人よ」
「これからもエッチ楽しもうな。これからは毎日のようにしたい」

桐島は自分から脚を広げて彼を迎えいれながら激しいキスを交わしていた。
しかし、そんな恋人のような二人の時間は後わずか、あと八ヶ月もすれば父と母になるのだ。

————————————

桐島と田中は、自分達が保健の教諭であり、また妊娠がわかる直前には『性の目覚め授業』を行ったことをきっかけに考えていたことがあった。
それは我が子の出産を学生たちに見て学んでもらう事だった。

「いいか? 君たちは去年、桐島先生と俺の授業を受けたはずだ。覚えていると思うが、自慰行為や避妊のこと、それからセックスという行為がどういうことか。そしてどうする事で妊娠して新たな命が誕生するのかを学んだと思う。みんな知っていると思うが、桐島先生…俺の奥さんだが、ついこの間臨月に入った。もういつ出産となってもおかしくないのだが、授業の一環としてこの出産を見学してもらうことになった」
「出産って、どこでするんですか?」
「陣痛が来たら学校に来ることになっている。校長先生にも許可は取った。だが出産を見学してもらうと色々と問題が生じる事がある」
「なんですか?」
「まず出産する為には君たちのお父さんやお母さんの理解が必要になる。君たちの年齢でそういった場面を目にすることに拒否感を見せる親御さんもいるはずなんだ。だからまずは、その許可が必要となる」
「桐島先生の出産、俺は絶対に見たいです!親は俺が説得します」
「先生、私も出産見学したいです」
「俺も!うちは…実は親が妊娠中で弟が産まれるんで、その前にできれば見たいです」

学生が次々と手を挙げる。

「わかった。きっと君たちにとって出産の場面を目にすることは、貴重な経験になることだろう。我々夫婦も、君たちのためになるよう、最善を尽くしたいと思う。桐島にもそう伝えておくよ」

学生たちにとっても、自分たちが学んだ妊娠、出産について興味津々なのだろう。

————————————

そしてやってきたその時。
明け方から陣痛らしき痛みに襲われていた桐島は、朝食をわずかにとりリビングで休んでいたが、かなり痛みが激しくなったようで田中と共にタクシーで学校へ行く事になった。

「いよいよだな…今日産まれるのかね。登校したら、学生たちが驚くな」
「そうね…急に私が行ってこんな状況じゃ、動揺させてしまうかもしれないわね。あの子たちは、中校生って言ってもまだまだ子どもよ」
「ああ。陰毛が生えたり声変わりをしても、所詮まだ子どもだよ。でもこの出産を見ることで、きちんと避妊ができて、命を大事にできる気持ちを持ってくれたら嬉しいよ」
「そうね、意外にもこの出産授業に親御さんたちも『是非』って言ってくれる方が多くて、私も励まされたわ」

こうして学校に着いた時は授業中だったが、学生たちには既に話を通してあったようで皆、教室の環境を整えてくれていた。
そして部屋に桐島を運び、手配していた助産師立会いの下、いよいよ出産が始まった。
陣痛は徐々に強くなっていき、その苦しみは見ていて心が張り裂けそうになるほどだった。
今回こうして夫として出産に立ち会う事が実感できず、何もできずにただ祈ることしか出来ないという悔しさを感じていた。

「奥さん、陣痛は何時頃から始まりました?」
「夜中…もう外は明るくなり始めていたので明け方かと…痛たた……」
内診により指を入れられた桐島の子宮口は刺激により激痛を感じ、既に意識が飛びそうだった。
「だって、早く出てきて欲しいんだもの」
「陣痛の痛みは個人差があるのよ。焦らずにゆっくり……陣痛の間隔が5分になったら、あなたはゆっくりと深呼吸して」

桐島はしっかりとした目で田中の顔と助産師の顔を交互に見ると、ゆっくりと深呼吸を始めた。

「フーッ……フーッ……うー痛い……痛い……」

桐島はもう既に体力を消耗しきっており、手をギュッと握るとぐったりしていた。
そして激しい痛みに耐えるかのように歯を食いしばった。

「ほらっ、呼吸!大丈夫?しっかり酸素吸わないと、意識飛んじゃうよ」
「ハァ……ハァ……フーッフーッ……痛い痛い痛い!痛いのに、まだ産めないの?」
「初産だからまだ時間はかかりそうよ」
「うーっ……ハァハァ……早く会いたいわ、フーッ……」

桐島の体は汗がびっしょりで顔は苦悶に満ち、そして激痛のせいで呼吸はどんどん激しくなっていた。
助産師と立ち会っていた夫の田中、そして校長はその場で話し合い、一度学生たちを教室に帰し、通常の授業を受けさせることにした。
まだまだ出産に至るまでは時間がかかるという助産師の判断だった。
桐島にとって、初めての出産が大々的な授業になることに学生たちの心は高揚していたが、陣痛が進むのを待つべく教室に戻っていった。
その後、体育館には陣痛の苦しみに耐える桐島と助産師、夫の田中しかいなくなった。

「フーッ……フーッ……ハァハァ……」

桐島は陣痛の苦しみにより、額に大量の汗をかいていた。
助産師はその様子を冷静に見ながらメモを取り、そしてまた痛みが襲えば腰を摩る。
時間など気にしている余裕もないくらい痛みは桐島を苦しめていた。

「ハァハァ……うーっ!フーッ……フーッ……痛い……」

あまりの激痛で過呼吸にでもなりそうな桐島に、助産師が声をかける。

「深呼吸して、呼吸を忘れがちよ」

小刻みに呼吸をしながら痛みに堪える姿はあまりにも辛そうで、田中も固唾を飲んで見守る他なかった。
そして時間が経ち助産師が桐島の痛みの様子を確認するが、いつまで経っても子宮口全開の兆しが見えず、助産師も困惑した。

「おかしいわ……もうここまで開いていれば赤ちゃんもだいぶ降りて来てるはずなんだけど…」
「うーっ!痛い……あぁっ…痛ったい…っ、んぅうーーーハァハァ」

桐島の激しい息遣い、そして泣き叫ぶ姿はあまりにも痛々しく、田中も緊張から体が震えていた。

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