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陣痛プラン1100の記事 (12)

あおくん 2024/06/25 21:18

4.臨月妊婦とのセックス後に経験する、思いがけぬ場所での出産【新婚夫婦の全裸ライフ】

ここ最近、残業続きだったが、今日は定時上がりで夕飯を一緒に食べることを約束していた。
こんな日常の出来事ですら、子どもが誕生すれば難しくなることが想像でき、玄関のドアを開けると俺の帰りを待ち受けていた妻が抱きついてきた。
今日も勿論、ぽっこりと膨らんだお腹、そして焦茶色に色素沈着した大きな乳輪を披露しながら俺を出迎えてくれた。
妊娠十ヶ月、ついに臨月に入った妻にキスをすると、俺は洗面台で手洗いを済ませる。
そしてリビングのソファーへと腰を沈め、ここからは俺も全裸ライフがスタートする。

「…ねぇ、しない?」
「まだ帰って来たばっかりだよ?もう少し休ませてくれる?」

ここ何週間も続いた残業により、実は妻とのセックスは久しい。
正直言うと溜まってるのは事実であり、時に職場のトイレでの自慰行為で発散することもあったが、どこか罪悪感を抱いてしまい満足できるものではなかった。

「あっ、そうだ。今日の検診で赤ちゃんの逆子、直ってたよ」
「よかったじゃん!」

安定期に入り体調が落ち着いていたのは良かったが、お腹の子が逆子のまま大きくなっていることがわかり、妻はずっと色々な方法を試していた。
産婦人科で習った逆子体操や、お灸なんかも試し、出来ることは何でもやってきた。
しかし両親の思いは届かずここまで逆子のままだったのだが、臨月に入ってやっと頭が下を向いてくれたのだ。
思わず俺は勢いよく立ち上がり、妻を強く抱きしめた。

「びっくりしたぁ……もう!」
「ごめん…でもこれで帝王切開じゃなくて良いんだよな。良かった…由紀が分娩台で出産する姿を見たかったから、本当に嬉しいよ」
「私も嬉しいよ。だって和也に出産に立ち会ってもらえるんだもん。赤ちゃんが産まれる時に家族が揃って迎え入れてあげられるの、夢だったの」

帝王切開でも俺たち夫婦の子であることは変わらないのだが、俺は以前の産院見学で経験してしまった、あの分娩時のエロティックな姿の虜となってしまったのだ。
あの時目にしたのは妻ではない女性だったが、喘ぎ、踏ん張り、身体をよじる姿は正直興奮度が高かった。
すると妻は、まだ脱ぎ終えていなかった俺のスラックスのベルトをカチャカチャと音を立てて外すと一気に下着ごと下ろし、まだ反応していない俺の下半身を取り出した。

「和也のココ、舐めていい?」
「いや……先に風呂入った方がいいだろ。それに今日はご馳走食べさせてくれてるんじゃないの?」
「でも、和也が帰ってきたら…欲しくなっちゃったの」

俺は何も反論できずにいると、中途半端だった下半身の衣類を脱ぎ捨てると、妻は俺の先端にキスをし、そのままたっぷりの唾液と共に俺の男根を口に含んだ。

「っはぁ……由紀……んぁ、すげぇ気持ちいいんだけど」
「んっ…和也のこと好きよ……大好きっ」

俺も妻の胸を下から持ち上げるようにして揉みしだき、胸の頂を指でキュッと摘まんだ。
妻は乳首の先端から広がる快感に顔を歪めて、俺の男根を喉の奥まで飲み込んだ。
ジュポジュポという水音に触発され、俺自身も次第に膨張して大きくなっていくのがわかる。

「由紀、立って……」

俺はソファーに座ったまま妻の身体を引き寄せて、机の上に押し倒した。
少し冷んやりとした机が、妻の火照った体温を奪っていく。
それでも汗ばんでくる妻の身体は、興奮が高まっている証拠だ。
ブラジャーをしていれば、きっとはみ出てしまうのだろうと思われるサイズの乳輪の中央にある突起を指で摘む。

「ねぇ……和也……赤ちゃん居るのに……私の身体を愛してくれる?」
「俺はそんな由紀を愛してるんだ。そのままの姿で何の問題もないよ」
「んぅ……赤ちゃんが、あっ…動いてるっ!ふぁ……んんんっ」
「きっと一緒に感じてるんだろうな」

俺は妻の濡れた蜜壺へ中指と人差し指をゆっくりと挿入した。
既に中は熱く、まるで別の生き物のように蠢いていて、妻が全身で俺を求めているのが伝わってきた。
早く入りたい…妻の中に俺の肉棒を埋め込んで、その体内で果てたいという欲望が一気に込み上げてくる。
しかしそれとは裏腹に、中に刺激を受ける度に震え、喘ぎながら蜜を垂らす妻の姿が愛しくもあった。
今日は夫婦の交わりよりもゆっくりと時間をかけてお互いに絶頂したいと思い、一気に指を抜いて自分自身男根を掴むと妻の蜜壺の入り口へと当てがった。

「挿れるよ?」
「うん……早く……和也が欲しい」

少しずつ腰に力を入れ、妻の膣口を押し開くように挿入していく。
俺を迎えるようにキツく締め付けてくる中は熱く、まだ先端しか入っていないのに俺の全身に快感が走る。

「ああぁっ……由紀の中、凄い締め付けてくる……」
「ふぁっ!はぁっ!久々だから……身体が痺れちゃうっ!」
まるで絡み付いてくるような視線で腰をくねらせる妻は淫猥で綺麗だった。その姿を上から見ると、色白の肌にたわわに実った柔らかな胸は汗ばんで乳首がピンと上を向いており、全てが俺の興奮材料だった。
一気に腰を打ち付けると、奥に当たると同時に妻が高い声で喘いだ。
「ひぃんっ!あぁっ!」
「はぁっ……はぁ……気持ちいいっ」
ゆっくりと腰を動かして子宮口を刺激しながら、妻の唇に吸い寄せられるようにキスをすると、彼女の舌を自分の舌で絡めとりお互いの唾液を交換し合うような淫靡な口付けを繰り返す。
「ふぅっ……はぁっ!イ、イクっ!」
「はぁっ!あぁっ!んっ!!」
妻は俺の背中に爪を立てながら、強い快感にひたすら耐える。
締め付けが一層強くなり、俺も限界に達しそうになる。
「っはぁ……由紀の中、イクよ?中出しても良い?」
「いいよっ!中にいっぱい頂戴っ!」
俺は妻の両足を抱え込むと更に腰を密着させ、彼女の最奥へと腰を打ちつけた。
そしてその瞬間、熱く火照った体内へ俺自身の欲望を全て吐き出した。
するとそれと同時に妻も身体を痙攣させて絶頂を迎えたようだったものの、まだ俺の欲望はおさまらないようですぐに頭を上にして元気を取り戻す。
「はぁっ……あぁ、和也ぁ……」
「もっと由紀の中に居たいんだ」
「うんっ!ちょうだい?いっぱい欲しいの……」
俺の背中に腕を回してしがみついた妻は、汗ばんで前髪が額に張り付いている。俺はそんな妻を気遣って一度欲望を抜くと彼女を仰向けに寝かせた。
すると敏感になった妻の胸の突起はピンク色に染まっていて、その光景を見ただけでも自身が熱く太っていくのを感じた俺は直ぐさま彼女の中へ挿入した。
「はぁっ……んぁ……」
「由紀、クリトリスが震えてるね」
「だってぇ、気持ちいいんだもんっ…」


妻のお腹は臨月ならではの膨らみで、そのお臍の下辺りまで俺の欲が突き刺さっていることに気がつくと、俺は再びピストンを始めた。
中に入ったままの蜜が溢れ出ているおかげでスムーズに腰を動かすと、先程一度果てたからだろうか一気に射精感がこみ上げてくるのを感じた。
するとそれに合わせるように、妻も身体を捻らせ再び絶頂を迎えたようだ。

「もう俺、流石にもうムリだ…」
「お仕事で疲れてるのに、いっぱい頑張ってくれてありがと。私、幸せよ」

妻は心から幸せそうな顔で俺に気持ちを伝えてくれ、その素直さが本当に愛しい。
その後、俺たちはいつも通り裸の姿で夕食の準備を始めると、日中一人で沢山の料理を用意してくれていたのだと知り、空腹を早く満たしたくて仕方なかった。
今日は早く帰宅すると伝えていた俺との約束を果たすため、用意してくれていた料理は手間暇かけたのだと分かるメニューばかりだった。
中でも手作りのローストビーフは最高に美味しくて、俺は綺麗に平らげてしまった。

「ごちそうさまでした。こんな美味しい料理が毎日食べれるなんて、俺は本当に幸せ者だよ」

「その言葉そのままお返しするよ。私だって、幸せだもん。しっかり稼いでくれて、カッコよくて、和也は絶対にこの子にデレデレになるわよね」

そう、妻のお腹の中の子は女の子なのだ。
食後のコーヒーを飲みながら、二人でソファに座るとこれからのことを語り合った。
出産を終え、家に赤ちゃんが帰って来たらきっと大変だろうし、我慢も増えるのだと思う。
だけどそんなことを一つずつ乗り越え、夫婦としての絆を深めていきたいと思いながら、華奢なその手を握りしめた。
その後、風呂に入ろうと準備を進めていると、妻の様子が何だかおかしいことに気づく。

「痛た…」
「どうした?どこが痛む?」
「これ、何だろうね…膣の奥の方がキューって締まるような感じがするの。腰も痛いし、さっきのエッチでちょっと無理しすぎちゃったかしらね」
「陣痛ってことか?」
「もう、いつ産まれても大丈夫なんだけど…どういう痛みが陣痛なのか、よくわからないのよ。あぁっ、痛いっ…」

痛いと言いながらもまだ余裕がありそうだが、先程見た妻のお腹の様子から、いつ産まれてもおかしくはない。
とりあえず病院に電話を入れることにして、妻は自ら連絡を取り始めた。
急いでかかりつけの産婦人科に電話すると、ちょうど今夜は担当の先生がいるらしい。
だが、初産ということ、そして陣痛だとしても痛みの間隔がまだ長いことから、まだ自宅で様子を見るようにという事だった。

「お迎え棒って言葉があるけど…ふぅ、んっ…本当にセックスすると陣痛につながるのかもね。半信半疑だったけど、臨月でこういう状況になれば信じないわけにもいかないわ…」
「このまま頑張って、一緒に乗り越えような。俺たちの可愛い赤ちゃんが待ってるからな」

痛みで身体が熱を持つのか、全身が熱いと訴える妻は保冷剤をタオルに包んで額に押し当てる。
痛みによる冷や汗が止まらないと言うが、その保冷剤は心地よいらしく、妻は息を整えるように胸を撫で下ろした。
裸でいることで、胎動も外から見ていてよくわかる。
しかし、今のお腹の張り具合はやはりこのまま出産繋がるような気がしていた。

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あおくん 2024/04/12 22:49

4.大学生になった男女の生活事情と路上出産【高校生男女の初体験】

俺たちは高校を卒業すると、すぐに入籍した。
周囲には伝えていなかったが、卒業式の時には妊娠五ヶ月だったのだ。
同じ大学に合格していたこともあり沙由里の進学はどうするのか、生活費はどうするのか、互いの両親には反対されたが、俺たちは何とか説得して今の道を選んだ。
高校卒業時、沙由里の身体は裸になればふっくらとしたお腹周りを感じることができたが、制服に身を包んでいればその事情を知っているのは俺くらいだった。
今では出産を控えている豊満な肉体を持っていることもあり、一緒に大学で歩いていると沙由里の存在は周囲の目を引く。

「あのね、さっきの講義中、じわじわ痛くてね。もしかしたら…」
「陣痛か?」
「来たかも…まだわかんないけど臨月になるし、近づいてるのは確かなんだけど」
「そうか…うわぁ、でもマジかぁ…」

沙由里も母親になるための準備が順調に進んでいるようだ。
俺も父としての自覚を持って接しなければならない時期かもしれない。
そんなことを考えつつ、大学の敷地内を二人で歩き学食へと向かう。

「ふぅうーーーーっ、ふぅうううーーーっ、うぅ…やっぱり痛いかも」
「本当に?昼ごはん終わったら、午後は家帰った方がいいよな。食事、できそうか?」
「これでしばらく食べられないかもしれないし、しっかり食べておかなきゃよね」

沙由里は呼吸を整えながらも、繰り返し襲って来るらしい痛みに耐え、逃し、目には薄らと涙を浮かべていた。
既に臨月だが、初産婦ということもあるのか、それほど大きく見えない。
この時期でも食欲旺盛な沙由里は、ストレスもあるのか家でも学食でも普段からよく食べ、彼女の食欲には驚かされるばかりだった。
だが今は違う。
本当に痛そうで、いよいよその時が近づいていることを実感し、気持ちはどこか浮つき落ち着かない。
午後は家で様子を見ることにした俺たちは、帰宅途中にあるスーパーに寄った。
だが沙由里の様子はどこか上の空で、気もそぞろという様子だった。

「沙由里、大丈夫か?」
「大丈夫……なんだけど、やっぱり陣痛っぽいんだよね」
「そうか、早く帰ろうな」

そんな会話をしつつ帰り道を歩くが、急に沙由里の足が止まったのだ。
咄嗟にスカート越しに股を押さえ、その下で感じているのであろう違和感を確かめている。

「なんか出てきた…もしかしたら破水かもっ!」
「えっ?破水って……」

ガードレールにつかまり、足をガニ股にして立つ沙由里の足元は濡れており、スカートの上から股を押さえている。
予定より早い陣痛に戸惑いつつも俺たちは、あと少しで到着する我が家を目指すが道路のコンクリートを股から漏れる羊水が濡らしてゆく。

「痛ぁぁぁい!出てきてるの!多分赤ちゃんの頭!」
「ごめん、スカートの中、手入れるよ?」
「無理かも……ごめん、大輔…いきんじゃいそう」
「もう少し頑張って、家、すぐそこだからね」
「はぁ、はぁ……はぁ、っはぁ!どうしよ…もうね、頭が出ようとしてて、本当は足開きたいの。もう上手く歩けないしここで産む!」

陣痛が強くなると足を開きたくなるようで、苦痛に顔をゆがめる沙由里は俺の前をよろよろと歩きつつ、ガードレールを摑んでいた。

「はぁ、はぁ……ああぁっ!もう無理かもっ!痛いっ!」
「沙由里!頑張れ!」

陣痛に耐えながら歩こうとする沙由里だったが、出産の予感を感じたのか股から手を放し、ガニ股で歩く。
そして電柱に抱き着くように寄りかかると尻を突き出す姿勢になった。
破水した上にもう頭が出かかっているらしく、最後は力ずくで産むしかないと思ったのだろう。
そして、沙由里のスカートから滴り落ちた羊水が道に跡を残す。

「あぁっ!もうだめっ、力入れるね!」
「もう仕方ないよな。俺が何とかする!」

俺が声をかけると沙由里は、いきんだ。
すると、電柱に抱き着いたまましゃがみ込んだ沙由里のスカートをめくり上げると、股の間から赤ん坊の頭が見えて来た。

「はぁ……はぁ……ああぁっ!もう出るっ!」

陣痛が強まると股に力を入れた沙由里は、息み始めるとそのまま足を左右に開いた状態で電柱にしがみついた。

「んっ!……あぁあぁああ、もう無理っ!」

そう叫ぶ沙由里の股の奥からは赤ん坊の頭らしきものが見えるのだが、このまま出そうと思いきや力を込めるのをやめると一気に奥へと引っ込んでしまうのだ。

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あおくん 2024/04/05 22:45

4.愛娘の眠る隣で産後セックスを行う夫婦の未来【セックス依存夫婦の初めての出産】

ここの産院では、基本的に普通分娩で出産した場合は五日間の入院で退院する。
そしていよいよ明日は退院の日だ。
亜衣と亜夢ちゃんが生活しやすいように、昨日のうちにアパートから亜衣の荷物は運び込まれており、今日のお昼には看護師さん達に手伝ってもらって病室の片付けと掃除をした。

「付き添いありがとうね。亜夢ちゃん、幸せそうな顔で寝てるわ」
「そうだな。それより、これから大変だな…亜衣はまだ体がガタガタだろ?」
「そうね…しばらくは家事も難しそうよ」
「それはわかってる。疲れたらちゃんと言ってくれよ?」

未婚でありながらも既に同棲していた俺たちは、生活の基盤はできており、産後の生活が落ち着いたタイミングで入籍することを決めていた。
まずは産後の体を整えてもらい、再びの性生活を楽しめるよう回復してもらわなければ困るのだ。
その思いはお互いに一致していた。

「パパ、ずっとエッチ我慢してくれてありがと。偉かったね…」
「俺は亜夢ちゃんのパパだからな。我慢は当然さ」
「…いっぱいお預けした分、またいっぱいエッチしようね?」
「今日する?というか今すぐにでもしたいんだが…」
「本当はそうしたいところなんだけどね、一ヶ月は我慢しよっか」

俺の手を握りしめ、寂しそうな表情を浮かべる亜衣を優しく抱きしめると、空いた手を俺の股間に持ってきてゆっくりとさすってきた。
俺は慌てて腰を離そうとするが、亜衣の手の動きは止まらず、ズボンのチャックを開け始めた。

「こら!亜夢ちゃんに見られたらどうすんだよ」
「まだ新生児よ?ね、シよっか?」
「口で……してくれるのか?」

静かに頷いた亜衣を目の前に、俺はベッドに腰掛けた。
亜衣は俺の前に膝を着きゆっくりとした動作で俺のパンツを下ろすと、目の前に現れた肉棒は反り返りながらすでに臨戦態勢となっていたのだ。
亜衣はそれを目の当たりにすると、ごくりと唾液を飲み込んで嬉しそうに微笑んだ。

「はぁ……んっ、すごい元気だこと」
「亜衣の色んなこと想像して、ずっと我慢してたんだぞ…」
「はいはい。久しぶりだから、ちゃんと出来るかしら」

俺は亜衣がやりやすいように足を広げて座り直すと、亜衣は俺の前に跪くような体勢を取り、両手で俺の肉棒を固定すると、その先端をペロリと舐めた。
そしてそのまま口の中へ咥えると、舌で裏筋を刺激しながら頭を上下に動かし始めた。
亜衣が動くたびに、彼女の大きな胸がゆさゆさと揺れて俺の劣情を煽ってくる。

「んっ……んんっ、ちゅっ……」
「くっ……うぁっ!いいっ」

亜衣の口の中は温かく唾液でヌルヌルしており、ざらついた舌が絡み付いてくるような感触だ。
思わず声が出てしまうほどの快感に襲われ、腰を浮かせて我慢するがそれでも声が漏れてしまいそうになる。
そんな俺を見て亜衣は楽しそうに微笑むと、さらに激しく頭を動かし始めた。

「はぁ……んんっ、んっ!ちゅっ……」
「うっ……やばいっ!亜衣っ!」

フェラを始めて数分、あっという間に俺は限界を迎えてしまった。
亜衣の口の中へ大量の精子が放出され、彼女はそれを全て飲み干そうと必死になっていた。
しかしあまりの量の多さに途中で口から溢れてしまい、胸の谷間へと流れ落ちたものが糸を引いている。
俺はその様子を息を荒らげながら呆然と眺め、こんなにも早く射精してしまう自分に呆れていた。

「はぁ……まだこんなに出るのね」
「亜衣が可愛すぎるから…それに上手いから仕方がないんだよ」
「そう?褒められるともっと頑張っちゃうよ?」

そう言って微笑むと、今度は俺の乳首へと舌を這わせた。
その感触にまたもやビクンッと体が反応してしまう。
そんな様子を見てニヤリと笑うと、再び俺のものを咥え始めたのだ。
そして一度出したにも関わらず一向に萎える気配のないそれを、亜衣は口で綺麗にしてくれるのだった。

「まだ元気だね……全部は無理そうだから、手と胸でしてあげるね」
「亜衣の体も触りたいんだけど?」
「後でね。まずはこっちをスッキリさせなきゃ」

そう言って俺の股間に手を伸ばすと、両手で肉棒を握って上下に動かし始めた。
すでに濡れそぼっているそこはヌルッとしており、亜衣の手の動きに合わせていやらしい音を立てている。
その音がより興奮を高めていき、俺は我慢できずに腰を突き出してしまう。

「あっ、んっ!ちょ、ちょっと!」
「ごめん……つい」

突然の行動に驚きながらも、亜衣は両手の動きを止めようとはしなかった。
それどころか亀頭を包み込むようにして握り込み、手の平で擦り始めるのだ。
その刺激に耐えられず腰を引くが、今度は反対の手で金玉を優しく揉まれる。
そして裏筋に舌を這わされながら唇でカリ首を挟まれると、あまりの快感に俺は悶絶してしまった。

「だめぇっ!それダメだって!」
「なんで?気持ちいいでしょ?」
「気持ち良すぎておかしくなるからっ!あっ、ちょっ……」

亜衣は亀頭を口の中に入れると、ゆっくりと顔を上下させながら唇で竿を刺激するように扱き始めた。
そして尿道口に舌を入れてグリグリされると、今まで感じたことのないような快楽に襲われてしまう。
俺は射精感が高まっていくのを感じ、必死に我慢しようとしたがもう限界だった。

「あぁっ!亜衣っ、出るっ!!」
「んふっ!?んっ!んんんんんっ!!」

俺のモノから飛び出した大量の精子を口いっぱいに受け止めてしまい、亜衣は苦しそうにしながらも懸命に飲み込もうとする。しかし量が多くて途中で咽せてしまい、口から溢れ出したものが顎を伝ってポタポタと落ちていった。
そして最後まで搾り取るように吸い付くと、ようやく口を離してくれたのだ。

———

出産から三週間、亜夢ちゃんの顔もだいぶスッキリしてきて、育児にも少しずつ慣れて来たように感じる。
二人が退院してからの数週間、出産前と同じように亜衣を抱けない日々にそろそろ限界を感じていた。
母乳の出が良く、胸が張って痛いと言っていたし、夜中に何度も起きては、授乳やオムツ交換で追われていて、もうそれどころではないのかもしれない。
俺は一人風呂に入ると同時にオナニーを始め、亜衣を想いながら、幾度となく果てた。
一度亜衣をオカズにすると、もう今すぐにでも亜衣の中で果てたくて自分自身の制御ができずにいた。
だが亜衣が一番疲れているだろうから、とにかく我慢の日々なのだが、抱き締めるくらいなら許してもらえるだろう。
風呂場で欲を吐き出した俺は、もう待ちきれないとばかりに急いで体を洗い寝室へと急ぐ。
寝室のドアをそっと開けると、亜衣はベッドの中で寝息を立てていた。
きっと先ほどまで母乳をあげていたのだろう、パジャマの前ボタンが外れたまま横を向いて眠る亜衣の乳房が目に入り、まだ張っていそうだな……なんて思う。
俺は寝ている亜衣を起こさないように気を付けながら、ベッドに横になろうとしたのだが、俺はバランスを崩して大きく揺らしてしまったのだ。

「あれ…ごめん、私寝てた?」
「いや、俺がベッド揺らしたせいで起こしちゃったんだよ。ごめんよ」

はだけた胸が目に入った瞬間、俺の下半身は一瞬にして臨戦態勢になった。
俺は思わず、亜衣のパジャマの中に手を入れ、胸を鷲掴みにして揉みしだく。

「ちょ……ちょっと!何してるの?まだ、エッチはできないよ?あと一週間我慢しよ?」
「もうさ、我慢できない…少しだけだから、な?」

本当は俺だって亜衣を休ませてやりたい。だがもう我慢ができない。
そのままベッドに横たわると、亜衣にキスをして舌を絡める。
唾液を流し込むと、コクリと喉がなるのが分かった。

「もう…あんまり激しくしないでね?まだアソコに挿れるのも本当は怖いの」
「大丈夫だ。優しくするよ」

俺は亜衣の上に跨り、胸を揉みしだき、パジャマを捲りあげる。
ピンク色の突起を口に含みながら舌で転がしていると、亜衣の口から声が漏れ始める。

「んっ……あっ」
「感じてるの?」
「気持ちイイっ……あ…アっ…すぐにイっちゃいそうそうだよぉ…」

我慢のできない俺は、乳首を舐めながら片手を下腹部へと移動させる。
下着の上からなぞると、少しだけ湿った感触が伝わってくるのが分かる。
指先でグリグリと刺激し続けると、さらに染みができた。

「ねえ、私ちゃんと濡れてる?久しぶりだから…」
「大丈夫だよ。ほら、こんなにトロトロじゃん?」

股に触れて愛撫をし、指に纏わりついた愛液を見せつけると亜衣は恥ずかしそうに脚を閉じようとする。
だが、俺は膝を掴んで大きく開かせるのだ。
そしてそのまま下着の上から舌で割れ目をなぞると、亜衣は腰を引いて逃げようとした。
それを逃げられないように押さえつけると、下着をずらし直接舐め始める。
そして両手で恥丘を抑えて広げながら、ピチャピチャと音を立てて刺激すると、また少しずつ愛液が漏れてくるのが分かった。

「もうこんなになってるじゃん」
「だって……久しぶりだし、気持ちいんだもん。本当は私だってずっと我慢してたんだから」

亜衣は俺のズボンと下着を脱がしにかかると、俺はそれに合わせて脚を動かし下半身を露出させた。

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あおくん 2024/03/26 22:11

4.妊娠七ヶ月での破水、一人きりの出産と未知の出産過程【スポーツクラブ勤務カップルの秘密の恋愛】

すでに職場への妊娠報告も済ませ、当然ながら驚かれたのだが、お腹の子の父親が誰なのかを打ち明けると応援してくれる人ばかりで心強かった。
私はいつも通り仕事を終えて帰宅すると、今日はバタバタしていたせいかお腹がとても固い。
リラックスするためにのんびりお風呂に入り、その後は少しだけ彼と電話をして早めに眠ることにした。
これから、一人で眠りにつくこんな日が増えるのかと思うと寂しくなったが、今は赤ちゃんを守ることを第一に考えなければならない。
彼には申し訳ないが、私はすでに母親としての母性が目覚めてしまっていた。
もう、私の一番は大輝ではなくなっていたのだ。

「どうしたの?君は元気に動いてるのに、こんなにママのお腹はカチカチだよ?」

一人でお腹の子に話しかけながら、私は眠りについた。
それから一時間ほどたった頃だろうか、お腹の痛みを感じて目が覚めてしまった。

「んっ……痛い。今日は忙しかったし、動きすぎたかな…洗濯物畳んで、早く寝ちゃおうっと」

やるべき事をこなしながら、不規則な間隔でジワジワと痛みが襲っている。
久しぶりに感じる生理痛のようなその痛みは、一人でいる不安と寂しさを増幅させた。
大輝がいないと、こんなにも寂しいものなのか。
痛みに耐えながら洗濯を畳み終えた私は、部屋の電気を消してベッドに潜り込んだ。

「明日には帰ってくるもんね。それに寝て起きればお腹の張りだって治ってるよね」

だが、早く眠りにつきたいのに、なかなか痛みは引いてくれなかった。
そんな時、携帯から着信を知らせる音が鳴り始める。
電話の相手はもちろん大輝だった。

「もしもし?」
「七海、大丈夫?明日だけど、家に着くのは夕方過ぎになりそうだ。寂しい想いさせてごめんな?お土産も買って帰るから、待っててよ」
「わかった、気をつけて帰ってきてね。今日ね、新規の入会希望が多くてね、見学の案内とかいっぱい動き回っちゃったせいか疲れちゃったの。お腹もカチカチなんだ」
「大丈夫なのか?明日も仕事だろ?」
「うん、でも寝て起きれば大丈夫だよ」
「そうか?無理するなよ」
「わかってる。大輝も明日頑張ってね」
「なるべく早く帰るから、じゃあな…」

彼との電話を終えた後も生理痛のような鈍痛が続いたが、眠気に限界を感じていると、私はいつの間にか眠りについていた。
翌朝目覚めた私は、いつもとは違う痛みを感じた。
お腹の張りは治まっておらず、足の付け根辺りを誰かに触られているような感覚だ。
私は不安に襲われながらもベッドから起き上がると、姿勢を変えたお陰か少し痛みは和らいだ気がする。
この時期の痛みは大丈夫なものなのか、病院に連絡を入れるべきなのか迷いつつスマホで情報を得ていると、妊娠後期になると前駆陣痛と呼ばれる本陣痛に似たような痛みに襲われるらしい。
だが、私にはまだ早い。

それでも妊娠中期や妊娠後期に現われると書いてあり、七ヶ月でもその前駆陣痛が無いことはなさそうなのである。
とりあえず今日は仕事を休むことについて、職場に連絡を入れるとそのまま病院へ連絡を入れた。

「昨日の夜からお腹が張っていて、受診した方がいいでしょうか?」
「痛みは耐えられる感じ?間隔はどのくらいかしら?」
「痛みの間隔は二十分くらいでしょうか…生理痛みたいな痛みです」
「そう…もしその痛みが耐えられない程になったり、十五分を切ったらもう一度連絡をくれるかしら?今日は家で安静にしておいて下さいね」

自宅安静の指示を受けたが、病院に連絡を入れたことで何処か安心できた。
私は痛むお腹を摩りながら、お昼ご飯に昨日の残りのスープに焼いたパンを一緒に食べていると、股の辺りがじんわり濡れてきたのがわかった。

「え?私、漏らした…?」
「やっば!お腹が大きくなると、オシッコしたい感覚もわからなくなっちゃうんだ…」

恐る恐る股に手を当て急いでトイレに向かうが、その途中にもどんどん股から水が出てくるのだ。
私はパニックというよりも漏らしてしまった恥ずかしさで、一人の時で良かったと心からそう思った。
その後は自然に尿が漏れ出るのは止まり、スマホを片手にゴロゴロとしているうちに眠ってしまった。
数時間眠り外が薄暗くなり始めた頃、私はそれまでにないお腹の痛みに気づいたのだ。

「何…急に…痛いよぉ……」

どんどんと痛みが強くなり、間隔が短くなる。私は我慢しきれずに痛む場お腹を手のひらで摩るが、そんなことをしても痛みは引くはずもなかった。

「痛い……なんで……こんな急に…あ、ダメ!痛いの来る」

さっき病院に電話した時は『痛みが耐えられない程になったり、十五分を切ったら』と言っていたし、今はそれに該当しないため、私は必死に耐える。
私はベッドの上で前屈みになり、手のひらで必死にお腹を摩るが痛みは治まらず、次第に股の辺りから何かが噴出したのがわかった。

「はぁ……はぁ……これってもしかして赤ちゃん、出てこようとしてる?」

私はここで初めて出産が近づいていることに気づいたのだ。
再び股から溢れ始めた水、これが何なのか調べると破水というのだそう。
てっきり出産というのは、陣痛が来て赤ちゃんが膣口から出てくるのだと思っていたが、オシッコではない水が出てくるとは誰にも教えてもらっていなかった。

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あおくん 2024/03/19 22:44

4. 勤務中に訪れたお腹の張りは陣痛へと変わり、我が子は自分の手で取り上げる産科医の覚悟【産婦人科

妊娠後期に入った妻は、あと数日もすれば産休に入る。
元々働いていたうちのクリニックでの勤務も、最近では苦しそうな姿を見ることも増え、夫婦でありながらも無理をさせているのではないかと感じる日々だ。
本日は土曜日、午前の診察を終えた後はゆっくりと家で昼食を取った後は、遅ればせながらベビー用品の買い物へ行く予定になっていた。

「今日もお疲れさま。あのね、診察終わってすぐで申し訳ないんだけど、腹が…凄く張ってるような気がするの」
「何ですぐ言わなかった?」
「だって診察中だったじゃない。私だって仕事中だし、この土曜の忙しい時に抜けるなんて非常識よ」
「少し休憩することくらい構わないだろ。ちょっと診てやるから、着替えたら診察室来いよ」
「うん……」

前回の検診では胎児に問題は見当たらないとの結果も出ていた。
悪阻による食欲不振で体重が激減していた妻は、食生活にも苦労し水分と栄養補給のための点滴と共に悪阻を乗り越え、今は日々成長していく我が子をお腹に抱えていた。
診察室のベッドに寝かせて服を捲りお腹に触れると、その張り具合に俺は驚いた。

「いつからこんなに張ってた?」
「うーん…仕事が始まってからかなぁ?朝、家出る時は気にならなかったし、いつもと変わりなかったよ」
「だいぶ張ってるな。痛くないか?」
「痛くはないけど、張ってる時間が長いなって。」

腹部の張り具合を確認するが、まだ臨月ではないため、このまま出産につながるかどうかは何とも言えない。
俺は午後の買い物の予定を中止にし、自宅で安静にすることを提案すると、妻もそれを素直に受け入れた。
もう、いつ産まれても良い時期ではあるのだが、まだ予定日までは少しある。
続けて内診すると、その時は意外にも近いのかもしれないと気づいた。

「あ…もう開いてるじゃん。これじゃあもう予定日までは持たなそうだな」
「今どのくらいなの?」
「今三センチ開いてるよ。まだ痛みがないなら、とりあえず家帰って様子を見よう」

着替えを済ませた妻が診察室から出たのを確認し、俺も急いで帰り支度を整え、二人で自宅まで戻った。
今日は土曜日、午前中のみの診察だったため、昼食のための買い物に出ることを提案すると、妻は嬉しそうに頷いた。

「夕飯、何か食べたいものある?」
「うーん……やっぱりさっぱりしたものかな?」
「ステーキとか、ガッツリしたものでもいこうかしら。ほら、焼肉とか陣痛ジンクスがあるじゃない?」

本人も、出産が着々と近づいていることに気づいているようで、緊張の表情に感じられる。
助手席に座り窓の外を眺める妻は、どこか不安そうに言葉を口にした。

「ねぇ……陣痛ってどのくらいから強くなるものなの?」
「うーん。個人差があるけど、人によってはかなり進みが早くて、数時間で出産する妊婦さんもいるかな。でも初産でそれは稀だよ」
「私大丈夫かな。ちゃんと赤ちゃん産めるのかな…母親学級も参加してないんだもの」

来月の母親学級に参加する予定であったが、その日までは体がもたないかもしれない。

「まぁ、今の張りは前駆陣痛だろうけど、歩いてれば色々刺激になって、だんだん痛くなってくるかもしれないぞ」
「そっかぁ、何だか緊張するなぁ」

その後はカフェでのんびりと過ごし、最後になるかもしれない二人での時間を楽しんだ。
体重制限のことは気にせずケーキを頬張り、キャラメルとホイップクリームの入った見た目だけでも甘ったるそうな、何とかマキアートとかいうホットドリンクを幸せそうに口に運ぶその姿がとても愛おしい。
その後はショッピングモール内を歩き、ネット注文しそびれていた出産に向けての品を購入していると、妻に変化が見られてきた。

「う……ちょっと痛みが強くなったかも」
「大丈夫か?我慢できるか?」
「わかんない…」

徐々に強まっているのであろう痛みの波は、このまま進めば出産に至ることを意味していたが、早く産んでくれとも言い難い。
幸いにも明日は日曜だし、今夜は俺も眠れないことを覚悟しておこうと思う。

「ちょっと座りたいな…」
「早めに帰った方がいいと思うけど、そのベンチ空いてるけどここでいいか?」
「うん……」

ショッピングモールの中にあるベンチに座ると、痛みの波が収まってきた妻は深呼吸をした。

「これ、陣痛かもね。痛みの間隔も短くなってる気がするし」
「そうだな…早く帰ってシャワー浴びてさ、ゆっくりしようよ」

少し苦しそうにする妻を見て、いよいよ本番が迫っていることを悟った俺は、妻の手を取りそのまま立ち上がると駐車場へと向かった。

「大丈夫か?シート倒すか?」
「うん……ありがと。お家に早く帰ろうね」

妻を助手席に乗せて車を走らせると、自宅までは二十分もかからない距離であった。
しかし車に乗った途端、一気に痛みが強くなったらしく、妻は声を漏らしながら呼吸を乱し始めたのだ。
あっという間に陣痛の間隔が狭まる妻は、顔を歪ませて痛みと苦しみの中、短い呼吸を繰り返す。

「家までもう少しだぞ……」
「はぁ……はぁ、ううっ!痛いのきそう……」

妻は痛みに耐えながら自分のワンピースを掴み、俺も震える手でハンドルを握り慎重に運転する。
自宅に到着する頃には陣痛は更に強まっているようで、呼吸はさらに乱れていた。

「ほら、着いたぞ。頑張ったな。それより呼吸が浅いな…一回深呼吸できるか?」
「う……ん、すぅぅぅぅぅぅ…ふぅぅぅぅ…うっ、来るぅ゛ぅぅ!!」
「痛いよな、頑張れ」

俺は助手席にいる妻を抱き寄せると、シートベルトを外してやり大きく膨らんだお腹に手を置き、少しでも張りが楽になるよう摩る。

「痛いっ!うぅ……うっ!もう赤ちゃん降りてきてる感じがするよぉ!」
「マジかよ!?悪いがスカート捲るぞ。足開いてくれ」

咄嗟に車から降り助手席側に向かい妻の開かれた足の間を覗き込むと、また外からの変化は見られなかった。
それが分かるとクリニックに走り、普段使っている医療用手袋をとりに行くと、大急ぎで車に戻った。
一度ここで内診しようと思ったのだが、既に妻は車を降りる意思を見せており、恐らくはこのままクリニックへと向かうのだと思う。
出産まではもう、わずかしか時間は無いようだ。

「このまま家には帰らなくていいよな」
「う、うん……クリニックに行く。陣痛室に直行かな?」
「いやぁ…分娩室だろ。歩けるか?」
「足がプルプルして無理かも……それに赤ちゃんが出てきちゃいそうな気がして怖いの」

俺は妻の体を支えながら、これから向かうことについてナースステーションに連絡を入れると、準備を進めておいてもうよう伝えた。

「もうこのままクリニックに行って分娩室行きだ。降りてきてる感覚があるなら、力入れるなよ。それなら出産は早いかもな」
「分かった……ふぅ、ふぅ……」

妻が分娩室のあるクリニック二階に到着すると、急いで状態の確認に入る。
当然のことながら医師である俺が我が子を取り上げるわけで、俺が色々と準備を進めている間に助産師が妻の内診を行なってくれていた。
陣痛の間隔はまた短くなっており、子宮口は既に七cmまで開いているそうだ。
本当にいつ産まれてもおかしくない状況に緊張が走る中、妻は声を出すことを我慢できないまま痛みに耐えていた。
周囲がバタバタと準備を進める中、妻は分娩台の上で足を固定され、下半身は隠されることもなく丸見え状態だった。

【 陣痛プラン1100 】プラン以上限定 支援額:1,100円

4話のラストまでお読みいただけます。

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