ビルドの組み方 パーティービルド編
ビルド記事の続きです。
前回で主軸となるリューナのオークの怒りビルドが完成しました。今回は仲間たちのビルドを組んでいきましょう。
主軸となるリューナ
主軸とするリューナのビルドは前回で作りましたね。
力で殴ることしかしない礼儀正しいビルドです。
瞬間火力は高いものの、弱点はすこぶる多いということがわかっています。
戦えるようにする
では、まず戦えるようにします。
戦うためには少なくともリューナが生存していなければなりませんよね。何を当たり前のことを、と思うでしょうが、リューナ一人ではとてもじゃありませんが生存できません。防御能力もなければ回復もできないのですから。
なので、リューナがダメージを受けないようにする工夫が必要です。
盾役を用意
盾役(タンク)とは、敵の危険な攻撃から味方を庇う役割のことです。敵の敵視(ヘイト)を集めたり、かばうことでダメージを肩代わりしたりします。
この盾役でリューナを守りさえすればリューナが攻撃し敵を撃破してくれます。
そこで、物理耐性をもつハイスライムのクニュウを盾役に起用しました。
クニュウはリューナを守るためにとにかく防御を高めているので、攻撃能力は皆無に等しいです。なので、例えリューナが2人分攻撃してもクニュウは0人分のダメージ。つまり合計2人分……と本来はこうなのですが、このビルドでは違います。なにせリューナは味方の物理攻撃の回数だけ×2人分の攻撃をするわけですから。
仲間は4人
リューナが2人分のダメージを出せるとして、本人はスキルを使っているため0人分。クニュウが0人分のダメージだが、リューナの追撃で2人分。そして残り2人の仲間が攻撃して+2人分、さらにリューナが×2追撃して+4人分! 合計なんと1ターンで8人分のダメ―ジが出ています!
他の仲間も整える
既に8人分のダメージが出ているなら残り2人はどうでもいいだろ……なーんてもったいないですよね? ここは自由枠ということで組みましょう。
例えば、マモを入れて「オーラチェイン」をし、こちらでも追撃をする。シロには「状態異常付与」のスキルを使わせ、敵の動き自体を止めてしまうことでダメージを受けなくする。
そう。全員で攻めて全員で守ってとするより、それぞれが得意な役割をもったり苦手な部分をカバーすることで与ダメージも生存率も上がるのです。
こうやってパーティ全体で戦い方を整えることをパーティビルドと呼んでいます。
つづく
しかし本作は装備もアビリティも多すぎる! 戦い方を考えるといっても取っ掛かりがない! そう思う気持ちも痛く理解できます。
ということで次回はビルド例について話します。
お楽しみに!