9月第参週
わりと頻繁に起こる現象。
いきなり絵柄が古臭くなる。
特に下絵作業序盤に発現。
要するに、テキスト作業から作画作業に移った直後の作画作業のブランク明け。
たぶん深層心理にある絵柄は十代の頃に模写していたものなので、それが顔を出すのだろうと思う。
ほんの線一本分程度の輪郭のづれなのだけど、絵柄が迷走する入り口。
古い絵柄も良くはないのだけど、連載の長い好きだった小説の新刊などが出て表紙絵が妙に今風になっていると、それはそれですこしガッカリ感もある。
たぶん、時代が違う描き手さんが無理に今風に合わせるのは、それはそれで違うのだろうなと思う。
あとは、漫画の絵とイラストレーターさんの絵は”技術ツリー”の序盤こそ近いけど、進めると離れていく。これも自覚しておかないと溺れる。
考えないのも、考えすぎるのもダメ。わかってはいるが・・・