北国の夜汽車 2020/10/24 20:00

10月第肆週

すべてがゴミになるAIの時代が到来?
AIについては色々と思うところもあったので、今年に入って初歩的なAIを組める程度には勉強しました。
たぶん、気象庁の過去の天候データとお弁当屋さんの惣菜販売実績データを組み合わせた明日の天気予報から得られる販売予測ぐらいは作れると思う。

SF作品・・・
・・・は、例えばガラケーがスマホになったりする境界で一気に”古い作品”にされてしまう。
古い時代だと有線だったものが無線になり、ブラウン管モニターが液晶になり、携帯端末が通話から通信になったりと作品の寿命はわりと短い。
わりと近い未来に、兵器の無人化、AI化が起きるだろうから人が乗る兵器で戦うSF作品が一気に古いものになってしまう気がする。
なんせAIはガンダムのミノフスキー粒子と違って”無効化する技術”のようなものを使ったらIT機器がそのものが全滅。そうなると二次大戦の序盤みたいな戦闘になる。
戦争を描く作品は命の危機にまつわる事柄ゆえに、一昔前の常識で描かれると一気に冷めてしまいチープさを感じてしまう。
SF界隈は、もう時期に大きな境界線が生じるのではないかなと思う。


身近なAIのニュース・・・
・・・といえば、adobeが発表したComic Blast。
まぁ、驚くようなことではない。AIの自動着色がWEBで使えるようになったのは数年前なのだし。これからも加速度的にAIは進化すると思う。
ただ、当分は驚異に思う必要もない。なんせAIにはできないことが多い。それは当分はAIの後ろにあるものが企業だから。
今の時代、良いサービスを提供する企業ほど社会倫理を過剰に遵守せざるを得ない傾向が強い。
そして、AIに学習させる素材を選ぶのは人だし、AIが黒人とゴリラを判別できないようなことをしたら、そのAIは企業としては使えなくなる。

コロナの予測で、すごそうな名前の研究所が大きく外していた要因は学習させる素材の選択ミスなのではないかなと推測。
今の時代のAI技術は、まともなコロナの予測ができないというレベル。2020年代はAIを道具として使えていれば、AIと戦わなくても済むのかも。

本当の怖いのは個人が自由にAIを組めるようになる時代。さらに怖くなるのは、個人で作るAIがAIを組み始める辺だろうと思う。
AIを使ったテロが実行可能になる時代、果たして何が起こるのやら。

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