茶飲み話34 紹介画像とか(1)

一鉄工房のブログにおこしいただき、ありがとうございます。
管理人のOIGUMO(老雲)です。

さて、このところストーリーやゲーム内のテキストについて茶飲み話を
していますが、今回から、少し別の話題に寄り道します。

みなさんはDLsiteでゲームを探すとき、
何を見ながらお好みのゲームを探されますでしょうか?
管理人は、ランキング、ジャンル別検索のほか、ゲームの紹介画像などを
参考にしています。今日のお話は、制作サイドから考える、
この「紹介画像」の作り方に関するこぼれ話です。

関心のある方は、以下の「続きを読む」をクリックされてください。



(続き)
続きを開いてくださり、ありがとうございます。

当サークルで「魔法剣士アリサ」の販売を開始した頃は、ゲーム制作に
気を取られて、あまり考える余裕がなかったのですが、「淫魔戦記マリカ」の
メイン画像を制作したあたりから、「これ、ちょっと失敗だったかなあ?」と
感じ始め、いろいろ悩んだ記憶があります。




制作サイドから考えて、何が気になったのか?
それをご説明する前に、まずはDLsiteでゲームを販売する際に、
どんな紹介画像が必要になるのか、そのあたりからご紹介します。




現在では少し仕組みが変わりましたが、「シスカ」の販売開始の頃までは、
ゲーム販売時に、4サイズ、6枚の紹介画像を添付することができました。




1つめは、一番小さな50×50ピクセルの紹介画像。枚数は1枚。
販売サイトメイン画面の右側、ランキングなどで使用されます。
今日の記事の中では、「Aの画像」と呼ばせていただきます。




2つめは、100×100ピクセルの紹介画像。同じく1枚。
これが一番見慣れた画像ですね。作品一覧などで使用されます。
今日の記事の中では、「Bの画像」と呼ばせていただきます。




3つ目は、560×420ピクセルの紹介画像。枚数は1枚。
作品販売ページのトップを飾るメイン画像です。
作品一覧でマウスカーソルをBの画像に合わせると、
浮き出る画像でもあります。
今日の記事の中では、「Cの画像」と呼ばせていただきます。



4つ目は、800×600ピクセルの作品サンプル。枚数は3枚。
ただし、現在ではサイズはフリーサイズとなり、枚数も
最大10枚まで登録可能になりました。作品販売ページの中で
内容をじっくり確認したいときに便利です。
今日の記事の中では、「Dの画像」と呼ばせていただきます。

(上記の画像は、すべて「淫魔戦記マリカ」のものです)





管理人が、自分の画像の作り方に問題がありそう、と感じたのは、
「マリカ」に関する上記の画像をブログで公開したあたりからでした。



当たり前ですが、こうした紹介画像は、まず作品に関心を持ってもらえるか、
次に、興味を持って作品ページを訪問してくれたプレイヤーの皆様に、
ゲームの内容を伝えることができるかどうか、が問われると思います。

プレイヤーの立場で見て、自分の制作した画像に違和感を感じたわけです。



自分が考えたことは、次のようなことです。

DLsiteを訪れたプレイヤーが、まず出会うのは、本日の販売作品一覧にある
Bの画像です。気になる画像を見ると、次に横にある作品タイトル、説明文、
作品ジャンル、価格へと視線を走らせます。また、Bの画像にマウスカーソルを
合せた時に浮き出て表示されるCの画像も参考になります。ここで興味が
高まると、クリックして当該作品の販売ページに移動するはずです。




「マリカ」の場合、Bの画像にはマリカの顔、つまりは作品の絵の傾向に
関する情報があり、同時に「謎解きRPG」の文字でゲームジャンルを表示しました。
これには問題はないと考えました。というか、限られたサイズでは
このあたりの情報量で精いっぱいです。問題はCの画像に感じました。



この画像で、作品の内容がわかるだろうか?




Cの画像には、ヒロイン3人の立ち絵と、作品タイトルという情報があります。
ちなみに最初の案の段階では、上部黒帯の説明文はありませんでした。
この画像から得られる情報は、絵柄に関すること、そしてタイトルに付いている
「淫魔」という単語から得られるイメージぐらいでしょうか。これでは
不十分かな、と考えて説明の1文を入れましたが、どうもしっくりきません。




よく考えてみると、「エロ」に関する視覚的な情報が欠けているんですよね。
購入するかどうか、一番の判断基準になる情報がないわけです。
この辺りの情報は、実はDの画像の中で解説しているのですが、Dの画像は、
BとCの画像を見て、作品販売ページに移動してくれた人しか見ることができません。

このあたりを意識すると、BとC、特にCの画像の重要性が見えてきます。



Cの画像に追加したい情報は、エロCGと、ヒロインを責めてくる敵の情報、
つまり淫魔三姉妹の立ち絵です。ただ、限られたスペースの中で、
この情報を入れることができるか、最後まで悩んだ末に、断念した経緯があります。




確かに、ヒロインの立ち絵を縮小して余白を作り、これらの情報を
詰め込むことは不可能ではありませんでしたが、かなり「ごちゃっとした」
感じとなり、かえって見づらくなる、という判断でした。
結局、「マリカ」はこの判断で、画像には変更を行いませんでした。
プレイヤーの皆様は、どう感じられたのかなあ?




「マリカ」の販売前後には、改善策が見つからなかったので先送りに
なりましたが、次の「被虐闘姫シスカ」の販売前、A~Dの画像を制作する時に、
当然ながら同じ問題にぶつかることになります。

次回は、「シスカ」の紹介画像制作についてご紹介しますね。
それでは今日はここで失礼します。



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