whisp 2020/09/20 22:57

TVアニメ『レヱル・ロマネスク』 #1 #2 編集完了! &CF支援のHow Toです!(進行豹

こんばんわです! 進行豹でございます!

『まいてつ -pure station-』と同一世界観にてお送りいたします――
より具体的には、グランドルートのそのアフター! を描く物語となります、
TVアニメーション! 『レヱル・ロマネスク』!!
https://railromanesque.jp/

先日ついに! #1 および #2 !!
つまるところ「第一話」「第二話」のV編集が完了しました!

それがどういうことかということをより噛み砕きますと!
『放送用のデータが出来上がった!!!』ということでございます!

ゲームでいったら、全十二部の作品の、第一部、第二部がマスターアップしたということですね!

すごい! おめでとうございます!!!!!!!

ちなみに#1は「しゃーぷいち」 #2は「しゃーぷに」と読みまして、意味は上記のとおり「第一話」「第二話」ということでございます。

第一話だとdaiichiwaで変換含めて10タイプが必要ですが、#1ですと変換含めて3タイプですみますので、めっちゃ省力化できます。

ので、本記事内ではアニメ業界の慣習にならい、話数表記は#表記でいかさせていただこうかと存じます!


で。
なんでわたくしがそんなことを知っているのかというと、
『レヱル・ロマネスク』の制作に、原案のみならず、「シリーズ構成」としてもガッツリ関わらせていただいている(現在進行形)からなのです。

『レヱル・ロマネスク』を制作くださっているみなさまは、本当に――本当に!!!
原作世界観を大事にしてくださいまして。そしてまた原作イメージモデル地域である人吉・球磨に敬意を払っていてくださいまして。
「関わる描写ができるだけ正確であるように」と、細やかに気をくばってくださっています。

のでもちろん、現地ロケハンというお話しもあり、その手配も進んでおりました。
のですが、みなさまもご存知の通り、感染症の流行→人吉・球磨の7月豪雨でのご被災があり。
結果、ロケハンを行える状況ではなくなってしまいましたのです。

ともない、人吉・球磨のことや、原作世界観のことについて、ある程度以上には詳しいわたくしが、各種収録・編集などにお立ち会いさせていただき、
いわば監修のようなこともさせていただいている……のでございます。


ちなみに、わたくしの参加させていただいた範囲で、わたくし視点の理解ですと、アニメ制作の流れは――

1: tOさんからアニメ化のお話がくる。どのレイルロオドを登場させて、どんなお話を組むかのかについてお打ち合わせする

2:お打ち合わせ決定事項をベースに、アニメ用の設定と12話の構成案と簡単なプロットを組む

3:それをもとに脚本の元村洸一先生が脚本を書き起こしてくださる。設定関係などお戻しさせていただいたりのあれこれを経て、脚本完成

4:脚本を演出の方がパク(アニメのキャラクターの口パクのこと)とか総尺(フィルム全体の長さ=許される放送時間のこと)を考えて、収録台本にしてくださる

5:出来上がった台本をもとに、収録開始。キャストさんたちが声と魂を吹き込んでくださる。
 その様子のレポは 
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/356504
をご確認ください

6:音声が全部はいったら、ダビング。
 BGMや効果音やボイスなどをすべて、ひとつながりの音声データとして編集してまとめていく。
 #1なら#1のダビング。#2なら#2のダビングという感じに、1話毎にやる。

 せっかくなので、ダビング立ち会いさせていただきましたときのエピソードをひとつご紹介させてください。
#1ではエアクラ機関の説明のナレーションをいただくのですが、それにあわせて当初入っておりました効果音が、かなりイメージと違うものとなってしまっておりました。
 そこで「もっとこう、高速回転してエネルギーが発生するイメージの音なんですけど」というふわっふわのリクエストをさせていただいたのですが、それに対してエンジニアさんがズバリの音をその場で作成して当ててくださったのです!!!
 わたくし「おおお!」と感動しましたので、その効果音にもぜひご注目――ご注耳いただけましたら嬉しいです!
 
7:そうした作業の間にも(多分)ずーっと作画スタッフの方は作画を続けててくださっており。
 必要なだけの絵を描きあげていただけましたら、いよいよ、V編集。
 絵のデータと声&音のデータと演出・効果・テロップ等々、作品に必要なすべてのデータを一つのデータへと組み込んでいき、放送データを完成させる

――という感じでございました。 


わたくしには計り知れないもっと無数のあれやこれやが並列で走っておりますことは、もちろん想像できるのですけど! そこはわたくしの観測できる範囲の外のこととなってしまうので、より深くへの興味があればぜひぜひ関連のサイトさんや書籍などで知識深めていただければとも思います。

ともあれ。
わたくしがお手伝いさせていただいただけでも、これだけのことがぐわーーーっと進捗するのです! 

アニメ、すごい!!!!


でもって。

行程「7」の『V編集』――完成版の放送データを仕上げきる作業――に、まさに昨日――というか今日のAM03:00まで、わたくし立ち会いさせていただいておりました!

なんでそんなに長引いたのかというと

・#1 #2だけでなく「エンディング」や「番組宣伝」や「試写会/VR試写会」むけのデータもあわせ作成した

ことと

・V編集をご一緒くださった素晴らしいプロフェッショナルのみなさまが、その時間に至るまで、クオリティアップのために手とこころを動かし続けてくださった

ことからなのです!
感謝ばかりでございます!!!!!

わたくしが観測・理解した範囲での知見になってしまうので間違ってるかもしれませんが、アニメのフィルムは、「カット単位」で制作、管理されるもののように思われます。

例え話として、適当な数値を仮置きしてみますと、
『レエル・ロマネスク』#1は
全40カット。総尺3:30でできあがっている――というようなイメージです。

さらに仮に掘り下げますと――

カット1(以下、C1) がナレーションと世界説明。 10秒と4コマ。(1秒は12コマ)
C2がすずしろ登場 15秒3コマ。

――みたいな感じに、すべてのカットは厳密に長さ管理されて制作されてるように感じられました。

なぜって、そこがずれちゃうと総尺があわなくなるし、ダビング済みのデータともタイミングズレちゃうからです。多分。

で、例えば。

C2のすずしろ登場で、「すずしろが手袋をつけ忘れてる絵が数コマ描かれてしまってる」ということが、V編集の段階で発覚する――チェックしている誰かが「あ!」――と気づいた、とします。

そうすると、編集スタジオで編集を見る立場のプロデューサーさんが、修正必要な箇所を映像プロデューサーさんや演出家さんにお伝えし。
映像プロデューサーさんや演出家さんが「単純に手袋を書き足そう」とか 「手が見えないレイアウトに調整し直そう」とか、状況にあわせた最善の対応策をご決定され。

それが(多分)作画スタジオにもどされ→必要な修正がほどこされ→そのデータが新しい版の「C2」として戻ってくることとなります。

この「第X版」のことを、アニメではtakeXと故障するようです。
さっきの修正版ですと、

#1 Cut2 take2

となるわけですね。多分。
うろ覚えなので細かな表記違うかもしれませんが!

で、その修正カットを作成している間に、他の修正もどんどんはいってきて。
また、(おそらくは)作画スタジオ側では作画監督の方によるチェック&ブラッシュアップも平行で行われていて。
その結果としての「絵がよりクオリティアップした新take」なども次々あがってきて――

どんどんどんどん放送用データのクオリティは上がっていくことになるのです。

その反面、V編集というのは多分。
「明確な区切りをつけなければ、無限にやれてしまう作業」であるようにも思われました。

逆にいえば。雑に扱おうと決意したなら、さくっと終わらせてしまうことも可能かもしれな工程……なのかもしれません。

そのV編集を、日付またいで――
終電のこととか一切気にせず、AM03:00まで粘りに粘って仕上げてくださった。

その一点だけでも、TVアニメーション『レヱル・ロマネスク』を、ご制作くださっているみなさまがどれほどしっかりとつくりあげてくださっているかが、本記事をお読みくださった方々にもある程度以上伝わるのではないか……と、わたくしは想像いたします。

一点、「背景だけはすぐに修正できない」ということで、#1 #2では一部修正しきれなかった背景もでてしまっていますが(わたくしの確認・指摘が遅かったためです。すみません)そこも#3以降はご修正いただけるとのことです。

かほどこまやかに大切に、原作を人吉・球磨を大事に扱ってくださり。
同時に、『新しい物語』として、アニメーションスタッフの、キャストのみなさまが描き・紡ぎ出してくださいました、
TVアニメーション『レヱル・ロマネスク』!!
https://railromanesque.jp/

どうぞ原作ファンのみなさまにおかれましても、ご安心の上お楽しみいただけましたら、とてもうれしく存じます!!


で!

その『レヱル・ロマネスク』のクラウドファンディング支援の方法がわからない!
http://uneedzone.jp/info.php?type=items&id=I0000053

というご質問の声をいただきましたので、以下、ステップバイステップ形式で、支援方法の詳細をご案内申し上げます!


/////////

1:プロジェクトのサイトにアクセスし、画面右上右端「新規登録」から会員登録をすませる (すでに会員の方は、その隣の「ログイン」からログイン)
http://uneedzone.jp/info.php?type=items&id=I0000053


2:プロジェクトページ下部「リターン内容」を確認し、支援したいコースを選択する。
コース内容の詳細に疑問がある場合は、Q&Aをご確認いただき
http://uneedzone.jp/search.php?type=faq&items_id=I0000053&run=true&items_id_PAL[]=match comp
それでもわからなければ同ページ最下部の「プロジェクトオーナーに質問する」から質問する。
 
3:支援したいコースがきまったら、右カラムの「リターン内容」から、支援したいコースの「このプランで支援する」というボタンをクリックして、支援詳細ページに飛ぶ

4:支援詳細ページにとんだら、支援内容を確認し、問題なければ決済方法を選ぶ。
決済方法は 「クレジットカード(VISA or Master)」「銀行振込」「PayPal」を選択可能。

5:決済情報を入力したら、その下にある「配送先情報」を入力/確認

6:ページ最下部「確認する」

7:最終確認のページに飛ぶので、確認したら、「申し込む」ボタンをクリックで、支援完了


/////////

となります!!!!


最速で#1 #2をご視聴いただける 「オンライン試写会」コースや、
続々予告展開中の関連バイノーラル/ASMRボイスコンテンツ「蓄音レヱル」
https://is.gd/lcep4L
シリーズの9作品がオリジナル特製パッケージ付きでもらえる「27000円コース」(名前!)など、さまざまなコースがございますので、ぜひぜひニーズとお好みにあわせご検討いただけますと幸いです!!


よろしくお願いいたします!!!!

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