有坂総一郎 2022/03/11 16:00

創作関係2件の報告

「このはと」について

サボっているわけではないのだが、自分の中で消化出来る、納得出来る内容にならないので苦戦中。

苦戦中の理由はいくつかある。

スピットファイアやハリケーンの定義が難しい。これらは史実ではナチス政権の台頭と連動しているために、「このはと」世界では急いで実用化しないといけない理由がない。よって、扱いをどうするか悩んでいる。

日米ソの関係。米ソのオホーツク会談による影響をどうしようかと悩んでいる。日本への圧力になるのだが、かと言って、日ソの戦争激化へ繋がるかと言えばそうでもない。日ソが更に踏み込むためには切っ掛けが足りない。満蒙での小競り合いは両方の痛み分けで手打ちは可能。けれど、そうなると米ソの密約が宙ぶらりんになるわけで、米帝の一人負けになる。それは米帝、特に大魔王が許すわけ無いから何らかの介入をする。しかし、米帝には経済的にも軍事的にもそんな能力が36年時点では無い。

日米ソの落とし所が支那とする場合、泥沼化するが、その泥沼の方向性をどうするか、その場合、支那の分割になるわけだが、そうなると世界大戦は支那において勃発する。しかも、それは誰にとっても本格的な軍備が整ってない状態でのもので、そうなると米帝がフル稼働した時点で終わりを迎える。

欧州に関しては現実でウクライナ戦役が起きてしまったからアレだが、緩衝地帯がなくなるということそれそのものが戦争の火種でしかないことを再確認させることとなった。

よって、コメコン(ポーランド・チェコスロヴァキア)に手出しした場合、即ソ連が出張ってくることになる。また、ハプスブルク帝国の再登板というそれもルーマニアという緩衝国に影響を与えるためにソ連の介入を招く。

よって、史実以上にタイトな綱渡りを求められる世界になってしまった。これが頭を抱えている理由。ホント、ウクライナ戦役は「このはと」世界における緩衝地帯の重要性を再確認させてくれたおかげで、その辺をシビアに見積もり直すことになった。


「新作」について

現時点でコンセプト、あらすじが出来、世界観や世界を動かす小道具なども構築が進んでいる。

あらすじに沿った形で、一部のストーリーを先行で書き始めているがそれも概ね3000文字程度書けている。これは仮で書いたストーリーだからまだ確定ではないけれど、土台にして前後のストーリーを書くことで1万文字まで分量を増やす予定。

今回はあらすじに沿った仮ストーリーを作って、その後にフラグの追加と回収を書き足す方式をとろうと思う。

よって毎日更新とかそういうスタイルではなく、文庫1冊分程度を書き上げてしまってから掲載するという方式になると考えている。結果として、更新が毎日になるか、まるごと一回で公開になるかはわからんけれども。

で、実際に書き始めた上で思ったのは、これやっぱり30~50万文字で終わらないと思った。間違いなく50万文字が最低ラインだと確信してしまった。

あと、ヒロインAとヒロインBの扱いについてどうしようかと悩んでもいる。基本路線としてのヒロインAは正妻ポジションと考えているのだが、これは暫くストーリーが進行してから再会するという形にしようと思っている。逆にヒロインBは比較的初期もしくは最初から身近にいるという設定で考えているのだが、さて、その方式の方が良いのか判断に迷っている。

当初予定ではヒロインAだけのパートを独立して存在させて、後の再会シーンへと繋げようと考えていたのだけれど、再会のシーンを仮に書いてみて、再会のシーンを初期に組み込んでおくべきだろうかと疑問に思ったのだ。

どっちの方がヒロインAの存在感が大きくなるだろうってね。

当初予定だと、ヒロインBの方が先に結ばれてしまいそうな感じがしたのもその理由だ。ヒロインBが嫁になるとは現時点で確定させているわけじゃないけれど、あらすじに沿った場合、ヒロインAより先にくっつく可能性が相当高いと思うわけだ。

まぁ、手を出さなければ良いのだけれどもね。

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