有坂総一郎 2022/03/09 18:00

新作プロジェクト進行中

現時点で執筆までは至っていないが、あらすじとコンセプトは決まって、ストーリー展開も確定した。最終的な敵も明確に確定している。

当初の想定文字数が30~50万字程度と考えていたのだけれど、これ、状況によっては100万字行くなと感じた。

あと、ストーリーの展開を考えるとどうしても二番煎じ三番煎じのテンプレート的になってしまうなと思ったのだが、まぁ、仕方が無い。どうしたって他の作品に引きずられてしまう要素が出るのは致し方ないだろうな。

多分、私が今まで読んでいない作品と丸かぶりになる可能性も否定は出来ないだろう。

あとは世界観と魔法や魔術など細部を決めていき、主人公とヒロイン以外の登場人物を決めていく必要があるが、この世界の全体像が見えてきたことで、どう書けるか、描けるかを明確に出来てきた感じがする。

「このはと」と違って、風呂敷のたたみ方が最初から明確に出来ている分、迷走するのは作中での出来事に集中出来、また終わらせ方も着地点の設定が出来ている分、演出の仕方であると考えているから正直楽ではある。

「このはと」の場合、終わらせ方が不明確というか、明確に出来るわけがないと思って始めているから迷走するわけだけれど、それは現実世界でも同様で、始めた本人の意図と違う結果がもたらされるなど日常茶飯事、それは昨今のウクライナ戦役を見ているだけでも分かるだろう。当事者達が終わらせ方を見失っているのだから、着地点が見えてこないのも道理と言えるだろう。

しかし、この新作の場合は、着地点が決まっていることで、ゴールへ向けてどういうルートを通るかだけの話だから多少道が逸れても問題は無く修正可能な範囲。登場人物達が勝手に動こうと、別の意思でそこに行き着くように設定されている。

あと、タイトルは仮ではあるが、「似たもの同士の天下盗り」と考えているのだが、「似たもの同士」はルビに使おうと思っているが、元の題字は何にしようか悩んでいる。

というか、そもそも「似たもの同士」になるのかそれすら微妙ではあるのだが・・・・・・。

いや、いっそこういうのはどうだろうか?

大公と皇女(似たもの同士)の天下盗り
ー類友の腹は真っ黒だ、奴を出し抜かないとこっちが出し抜かれるー

これだとコンセプトと合っているタイトルになるな。

追記

ラストが決まって、黒幕がはっきりしたことでそれに対する設定が次々と浮かんでくる。当然黒幕側の設定が出来るとそれに対する設定も浮かんでくるわけで、ラストのヴィジョンがより明確化出来てきたぞ。

魔法と魔術それとその周辺に対する切り分け方も目処が付いたからどうしたいのか、どう考えるのかが見えてきた。

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