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あおくん 2024/04/02 22:17

2.初めての陣痛にパニックを起こす産婦の出産過程【セックス依存夫婦の初めての出産】

「出血したってことは、陣痛もそろそろ来るのかしら…」
「亜衣も無理はするなよ?俺は早めに帰るから」

俺は朝食の準備のためキッチンへ向かうと、亜衣は洗濯物を回し始めた。
こういう時でも女性は真面目だ。
普段通りのやるべき事をやり、万が一この後陣痛が始まった時のことを考えているのだろうか。
二人で朝食のトーストを食べ、体調を気にかけながらも、まだ陣痛らしきものはないため出勤して欲しいとのことだった。
そして亜衣がパタパタとスリッパの音を立てながら、玄関まで見送りに来た。

「もし陣痛が始まったらすぐに連絡するんだよ。家のことも無理する必要はないし」
「わかってるって。とりあえずゆっくりしてるよ」

亜衣は心配そうな表情で、俺の鞄を持つ。
そして俺の頬に軽いキスをして、胸を押し付けるように抱き着いてきた。

「いってらっしゃい……」
「……ん?」

何か違和感を感じた俺は亜衣のお腹に触れる。
すると、微かにポコっと何かが動く感触がした。

「今……」
「うん、赤ちゃん動いたね。一緒にパパにいってらっしゃいって言ってるのよ」

亜衣は嬉しそうに微笑み、俺の腕を引っ張った。

「ほら、早く行かないと遅刻するわよ!」

俺は慌てて靴を履き、亜衣に追い出されるように家を後にした。
あの時、亜衣が妊娠したという事実は俺の中では衝撃で、正直すぐには実感がわかなかった。
しかし、俺との子供が体内で生きているということを思うと、素直に嬉しさという感情が込み上げてきた。
色々な感情を抱えたまま出勤した俺は、そわそわしながら仕事をしていた。
亜衣は陣痛が来ていないと言っていたが、本当にそうなのだろうか。
ただの勘違いで既に陣痛が来ている可能性もあるし、鈍感だけなのかもしれない。
亜衣のことが心配でならず、俺は時計とスマホばかり見ていた。
そんな俺の様子を不審に思ったのか、上司が俺の席まで来た。

「なんだ、彼女からの連絡でも待ってんのか?」
「いえ、そういうわけでは……」

上司に亜衣のことを話すのは何故か気が引けて、俺は言葉を濁した。
今朝の出血の後、何も状況の変化がないのか、亜衣からの連絡はなく、俺も仕事中で電話もできず気が気でなかった。

「早く帰ってやれよ。今日は少しなら定時前で帰っていいしさ」
「え、いや…そのうちお話しするつもりだったんですが、彼女がもうすぐ出産するんです。それで、産後落ち着いた頃に入籍する予定です。」

まさかいきなりそんな提案をされるとは思わなかったのか、上司はたじろいでいたが、俺のその報告に対しすぐ真剣な表情になった。

「そうか、おめでとう。今頑張ってるのはお前だけじゃない。奥さんを支えられるのは旦那だけなんだから、支えてやれ」
「はい!」

奥さんではないのだが、いつかそうなる呼び方に少しだけ喜びを感じる。
俺は亜衣のため、そしてこれから産まれてくる子のためにも早く家に帰ろうと決めた。
上司が気遣ってくれたおかげで夕方前には会社を出ることができ、俺はすぐに電車に乗り込む。
大急ぎで家に帰ると、亜衣はお腹に手を当てたままソファに座ってテレビを見ていた。

「おかえり、早かったね」
「大丈夫なのか!?出血は?あぁ、定時で帰らしてもらったんだ」
「とりあえずはまだ様子見かな。出血は増えてないしナプキン当ててるよ」

俺がスーツから部屋着に着替えている間も、亜衣はソファに座ったままだった。
そんな中、亜衣の表情の変化に、俺は声をかける。

「亜衣?どうしたんだ?」
「なんかね、痛かったり大丈夫だったり…痛たたた」
「陣痛か!?」
「いや、なんかね、お腹っていうより腰なのよ…」
「腰?」

俺は心配で亜衣のすぐ後ろに座ると、お腹に手を当ててみる。

「この辺か?」
「もっと下…その辺り…」
「これ、陣痛なんじゃないか?」

俺は亜衣の腰をさすり始めるが、本当にこれは陣痛なのだろうか。
俺の心配をよそに、亜衣は何故か少し笑った。

「ははっ……なんかその摩り方くすぐったいよ。もっと強くていいよ」
「なんで笑うんだよ。心配してんのに」
「ごめんごめん。でも大丈夫だよ、私こう見えても意外と痛みに強いし、頑張るから。それに我慢できる痛みだから、まだ病院に電話するのは早いと思うよ」

だが俺にはその笑顔がどこか無理をしているようにも見えて、思わず抱きしめた。

「ありがとう……抱かれると安心するね。なんか陣痛ってどんなのなのか本当にわからないよ。あとは腰から足の付け根が痛い感じかな」

亜衣の顔を見ると、その表情は先程より険しくなっていた。
もうこれは陣痛が来ているのだと判断し、俺は慌てて立ち上がりスマホを手に取る。

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あおくん 2024/04/02 21:14

1.臨月妻の性欲は衰えず、予定日間近でもセックスに及ぶ【セックス依存夫婦の初めての出産】

「自分でしてごらんよ。ちゃんと見えるように足広げてさ」
「うっ、ん…はぁっ、っつ……ふぁ…」
「はっ、すっごくエロい。亜衣が気持ちよくなってるとこ、全部見えてるよ。ちょっと触るよ?」
「あっ、あああっ!やっ、んん!んああ!」
「ここもぐちゃぐちゃ…トロトロだ。お漏らししたみたいになってるね」
「ひゃぁんっ!はぁっ、だめっ、もうだめぇっ……!あ!あーっ!!」

俺と彼女の亜衣は、エロいことが大好きでセックスにオナニーに、毎日欠かさなかった。
亜衣は今妊娠中であることもあり、これでも以前より激しい行為は控えめになったと思う。
入籍はまだであり正式な妻とは呼べないのだが、産後落ち着いた頃に入籍しようと二人で相談した決めたのだ。
つい今週臨月に入り、もういつ産まれてもおかしくはない。

「はい、オナニーは終わり!次は俺のチンコ挿れちゃうよ?」
「はぁ……っ、あっ!ふぁ……んんんっ!深くはダメよ?」

俺が乳首を指で弾いたり捻ったりすれば、亜衣の体は面白いくらい反応する。
オナニーを一度静止させると、すでに俺の勃ったペニスは準備万端だった。

「ふふ、亜衣は本当にここが好きだよね。」
「はぅ……っ、うぇ……うっ、うう……」

乳首を触っているうちに亜衣も俺と同じスイッチが入ったらしい。目はもうとろんとしていて、俺を見る視線が熱を帯びていた。

「ここだけでイける?」
「はぁん……っ!あっ!あぁ!だめぇ!一緒にしちゃだめ……!」

乳首を爪で軽く引っ掻いたり弾いたりするだけで、亜衣の体はビクンと跳ね上がる。
それが楽しくてついついいじっていると、次第に乳首が勃ってくる。

「ね、亜衣、おっぱいおっきくなったよね。母乳、もう出るんでしょ?吸ってもいい?」
「そんな、のっ……だめよ……あっ!はぁんっ!」
「何想像して感じちゃってるの?、本当にエッチだね。」
「あなた……のっ、せいでしょう!」

亜衣が毎日エロいことするからだよ。
まぁ俺以外が原因だったらそいつ殺しちゃうけど。
そんな嫉妬深いことを思いつつ、亜衣の胸から下の方へ手を滑らせていく。
お腹はぽこっと膨らんでいるが、全体的にも肉がついて柔らかい。
お腹をそっと撫でてから、そのまま股の方へ向かう。

「亜衣のここも……大きくなってるよね。」
「や、あっ!そんなとこ……触っちゃだめ……」
「でも亜衣はエッチだから触られると嬉しいんだよね?」

クリトリスを指で弾くと、面白いくらい体が反応する。
これは膣内もびしょびしょに濡れていることだろう。
クリトリスを捏ねくり回し、さらに中に指を入れていく。

「あっ!んっ……ふぁっ、んんーっ!」
「ほら、もうぐちょぐちょになってる。指挿れただけでこれなんだ?どんだけ変態なんだよ」
「んぅ……あっ!やらっ、ぁんっ!」

亜衣は首を振ってやだやだと言うが、体は正直である。
もう俺の指が三本も入っていて、中はキュンキュンと俺の指を締め付ける。

「はぁ……亜衣のここ、すごい締め付けてくる。早く挿れたいなぁ……」
「ん……っ、あなたぁ……」

亜衣は目を潤ませて俺の下半身に手を伸ばす。
俺もすっかり勃起していて、そろそろ限界だ。
俺は手早くゴムをつけると、亜衣の股に擦り付ける。

「んっ……ふっ、んん、はぁ……あっ、ああっ!」

そのまま割れ目を何度も往復する。
亜衣のそこはもうびしょびしょで、俺のものを早く挿れて欲しいとばかりにヒクヒクしている。

「ね、亜衣。欲しい?」
「んっ……うんっ、ほしぃ……!」
「じゃあ自分で挿れてみて?」

俺がそう促すと、亜衣はゆっくりと腰を動かす。
しかし途中で羞恥心が薄れてきたのか、一気に俺の上に腰を下ろした。

「あっ!んんっ!感じるの、はぁっ、ああん!」
「はっ……っ、やっべ……」

俺の上に跨って亜衣が上下に動く。
ナカは熱くてヌルヌルで、気を抜いたらすぐに出てしまいそうだが、俺も寝転びながら下でい腰を突き上げる。

「亜衣のここ、俺の咥え込んで離さないじゃん」
「ぅんっ!あっ!ああっ、はぁっ!大きいよぉ!」
「ねぇ、亜衣は誰のモノ?」

俺は腰の動きを止めて、亜衣に聞く。
突然止められたことで、亜衣も少し戸惑っているようだった。

「あの……えっと……?」
「答えてよ。亜衣は俺のモノだよね?」
「ええ、私はあなたのものよ?そんなの当たり前じゃない」
「出産しても、可愛いママでいてくれるか?」
「当たり前でしょ?私はずっとあなたと気持ちい事していたの。出産しても毎日のようにこういう生活は続けていきたいわ」

俺は亜衣の腰を掴み、そのまま勢いよく突き上げると、突然の衝撃に亜衣は体を弓なりにしならせる。

「ひぁあっ!?やぁっ!いきなり……っ!」
「あーっ……すごい締め付けだ……」

俺のものを咥え込んだそこは熱くうねっている。俺のものを離したくないみたいに絡み付いてきて、気を抜くとすぐに果ててしまいそうだ。

「あっ!ああっ!深いぃ……っ!赤ちゃんに当たってるぅ」
「はは、気持ちいい?でもさ、亜衣のここはもっと突いて欲しいみたいだよ?」
「ふぁあっ!あぁんっ!だめぇっ!」

奥をぐりぐりすると、さらに締め付けが強くなる。
俺は一度動きを止めると、今度は子宮口にグリグリと押し付けた。

「ここ、突かれるの好きでしょ?」
「はぅ……っ、奥はダメって言ったのにっ、そこは赤ちゃんがいるの。だから……」
「でも亜衣のここ、すごく喜んでるよ?ほら、こんなに吸い付いてくる。」

俺が何度もグリグリと責め立てると、亜衣はビクンッと跳ね上がる。
どうやらまた達してしまったようだ。
しかし俺は動きを止めず、むしろさらに動きを早めていった。

「あっ!やっ、もうダメぇ……!おかしくなっちゃうぅ……!」
「はぁ……っ、いいよ、もっとおかしくなって!」
「やっ、ああっ!またイっちゃう……!ああぁぁっ!!」

亜衣は再び達したのか、中が痙攣したように震える。
それでも俺は動きを止めず、むしろ激しさを増した。

「ひぁっ!今イッたばかりなのにぃっ……あっ!だめぇっ、壊れちゃうぅっ」
「はっ、まだまだっ、これからだっ!」
「ああっ!もうダメっ!おかしくなるぅぅっ!!」

亜衣は涙を流しながら必死で抵抗する。
だが、それでも俺は動きを止めず、それどころかさらに強く打ち付けた。

「ふぁあっ!またイクっ!イッちゃうぅぅっっ!!」
「ぐっ……俺も出る……!」

俺はそのまま亜衣の中に大量の精液を流し込んだ。
ゴム越しではあるが、その熱さと量に亜衣はさらに体を震わせる。
そして俺のものを引き抜くと、亜衣のお尻の下は水浸しだった。

「はぁ……っ、いっぱい潮吹いちゃったみたい。自分じゃわからなかったわ」

亜衣は自分のお腹をさすりながら微笑む。その姿はとても幸せそうで、俺は思わず見惚れてしまった。

「赤ちゃんのことも考えて優しくしなきゃいけないのに、あなたはいつもこうして激しいのね」
「でも、そのほうが亜衣も嬉しいでしょ?」
「そうね……。確かにこれは癖になってしまいそうよ」

亜衣は俺の上に乗っかってきて、キスをする。
お互いの舌を絡ませ、唾液を交換するような激しい口付けだ。

「んっ……はぁ……っ、あなた……」
「亜衣、どうした?」
「私、あなたが大好きよ。どんなことがあっても、あなたの傍にいたいの」

亜衣はそう言うと、ギュッと俺を抱きしめた。
その体は柔らかくていい匂いがして、俺は思わず亜衣を強く抱きしめ返した。

「俺もだよ。亜衣とずっと一緒にいたい。愛してる」
「嬉しい…幸せよ」

俺たちはそのまま抱き合い、最後は疲れ果てて眠ってしまったのだった。
翌朝目が覚めると、隣には愛しい彼女の姿がある。
彼女は俺の腕の中にすっぽり収まるほど小さくて、でもとても温かくて柔らかい。

「亜衣、おはよ。今朝もお腹の赤ちゃんは元気か?」
「んぅ……朝から元気にしてるわよ」

亜衣は寝ぼけ眼で挨拶を返すとスリッと胸に顔を寄せ、そんな仕草が可愛くて思わず髪を撫でると嬉しそうに笑った。

「あなたの手つきは優しいわね。。それよりも、そろそろ離してくれる?トイレくらい行かせて欲しいんだけど」
「あぁごめん、トイレか。ついていってあげようか?」
「バカ言わないでよ。普通に恥ずかしいわよ」

亜衣は冷ややかな目で俺を見るが、すぐに表情を柔らかくした。
そして俺の手を掴み、そのまま自分の下腹部へと持っていく。
そこはふっくらとしていて、とても温かかった。
その後、トイレから戻った亜衣の表情が固まっていることに気づいたのだ。

「あ、あなた…今トイレ入ったらね、パンツに血が…出血したみたい」

亜衣が恥ずか示唆を含む表情で俺の顔を見上げる。
すぐにお腹に触れてみるが、確かに言われてみればお腹が少し張っている気がする。

「そうか、ついにか…それってもう産まれるってことか?」
「わからないけど、まだ痛みはないわ」

どうなるのかわからない今後に緊張を抱きながら、俺は出勤のために身支度を始めた。

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あおくん 2024/03/26 22:11

4.妊娠七ヶ月での破水、一人きりの出産と未知の出産過程【スポーツクラブ勤務カップルの秘密の恋愛】

すでに職場への妊娠報告も済ませ、当然ながら驚かれたのだが、お腹の子の父親が誰なのかを打ち明けると応援してくれる人ばかりで心強かった。
私はいつも通り仕事を終えて帰宅すると、今日はバタバタしていたせいかお腹がとても固い。
リラックスするためにのんびりお風呂に入り、その後は少しだけ彼と電話をして早めに眠ることにした。
これから、一人で眠りにつくこんな日が増えるのかと思うと寂しくなったが、今は赤ちゃんを守ることを第一に考えなければならない。
彼には申し訳ないが、私はすでに母親としての母性が目覚めてしまっていた。
もう、私の一番は大輝ではなくなっていたのだ。

「どうしたの?君は元気に動いてるのに、こんなにママのお腹はカチカチだよ?」

一人でお腹の子に話しかけながら、私は眠りについた。
それから一時間ほどたった頃だろうか、お腹の痛みを感じて目が覚めてしまった。

「んっ……痛い。今日は忙しかったし、動きすぎたかな…洗濯物畳んで、早く寝ちゃおうっと」

やるべき事をこなしながら、不規則な間隔でジワジワと痛みが襲っている。
久しぶりに感じる生理痛のようなその痛みは、一人でいる不安と寂しさを増幅させた。
大輝がいないと、こんなにも寂しいものなのか。
痛みに耐えながら洗濯を畳み終えた私は、部屋の電気を消してベッドに潜り込んだ。

「明日には帰ってくるもんね。それに寝て起きればお腹の張りだって治ってるよね」

だが、早く眠りにつきたいのに、なかなか痛みは引いてくれなかった。
そんな時、携帯から着信を知らせる音が鳴り始める。
電話の相手はもちろん大輝だった。

「もしもし?」
「七海、大丈夫?明日だけど、家に着くのは夕方過ぎになりそうだ。寂しい想いさせてごめんな?お土産も買って帰るから、待っててよ」
「わかった、気をつけて帰ってきてね。今日ね、新規の入会希望が多くてね、見学の案内とかいっぱい動き回っちゃったせいか疲れちゃったの。お腹もカチカチなんだ」
「大丈夫なのか?明日も仕事だろ?」
「うん、でも寝て起きれば大丈夫だよ」
「そうか?無理するなよ」
「わかってる。大輝も明日頑張ってね」
「なるべく早く帰るから、じゃあな…」

彼との電話を終えた後も生理痛のような鈍痛が続いたが、眠気に限界を感じていると、私はいつの間にか眠りについていた。
翌朝目覚めた私は、いつもとは違う痛みを感じた。
お腹の張りは治まっておらず、足の付け根辺りを誰かに触られているような感覚だ。
私は不安に襲われながらもベッドから起き上がると、姿勢を変えたお陰か少し痛みは和らいだ気がする。
この時期の痛みは大丈夫なものなのか、病院に連絡を入れるべきなのか迷いつつスマホで情報を得ていると、妊娠後期になると前駆陣痛と呼ばれる本陣痛に似たような痛みに襲われるらしい。
だが、私にはまだ早い。

それでも妊娠中期や妊娠後期に現われると書いてあり、七ヶ月でもその前駆陣痛が無いことはなさそうなのである。
とりあえず今日は仕事を休むことについて、職場に連絡を入れるとそのまま病院へ連絡を入れた。

「昨日の夜からお腹が張っていて、受診した方がいいでしょうか?」
「痛みは耐えられる感じ?間隔はどのくらいかしら?」
「痛みの間隔は二十分くらいでしょうか…生理痛みたいな痛みです」
「そう…もしその痛みが耐えられない程になったり、十五分を切ったらもう一度連絡をくれるかしら?今日は家で安静にしておいて下さいね」

自宅安静の指示を受けたが、病院に連絡を入れたことで何処か安心できた。
私は痛むお腹を摩りながら、お昼ご飯に昨日の残りのスープに焼いたパンを一緒に食べていると、股の辺りがじんわり濡れてきたのがわかった。

「え?私、漏らした…?」
「やっば!お腹が大きくなると、オシッコしたい感覚もわからなくなっちゃうんだ…」

恐る恐る股に手を当て急いでトイレに向かうが、その途中にもどんどん股から水が出てくるのだ。
私はパニックというよりも漏らしてしまった恥ずかしさで、一人の時で良かったと心からそう思った。
その後は自然に尿が漏れ出るのは止まり、スマホを片手にゴロゴロとしているうちに眠ってしまった。
数時間眠り外が薄暗くなり始めた頃、私はそれまでにないお腹の痛みに気づいたのだ。

「何…急に…痛いよぉ……」

どんどんと痛みが強くなり、間隔が短くなる。私は我慢しきれずに痛む場お腹を手のひらで摩るが、そんなことをしても痛みは引くはずもなかった。

「痛い……なんで……こんな急に…あ、ダメ!痛いの来る」

さっき病院に電話した時は『痛みが耐えられない程になったり、十五分を切ったら』と言っていたし、今はそれに該当しないため、私は必死に耐える。
私はベッドの上で前屈みになり、手のひらで必死にお腹を摩るが痛みは治まらず、次第に股の辺りから何かが噴出したのがわかった。

「はぁ……はぁ……これってもしかして赤ちゃん、出てこようとしてる?」

私はここで初めて出産が近づいていることに気づいたのだ。
再び股から溢れ始めた水、これが何なのか調べると破水というのだそう。
てっきり出産というのは、陣痛が来て赤ちゃんが膣口から出てくるのだと思っていたが、オシッコではない水が出てくるとは誰にも教えてもらっていなかった。

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あおくん 2024/03/26 21:07

3.突然の妊娠七ヶ月宣告に動揺するカップルの覚悟【スポーツクラブ勤務カップルの秘密の恋愛】

あれから、とんとん拍子に同棲の準備は整い、つい先日引っ越しを済ませた。
それでもまだ職場の同僚には彼氏が誰なのかは打ち明けておらず、寧ろそのタイミングを失ったようにも思うがそれは別に気にしない。
そんなある日、彼が職場であるスポーツクラブを辞めると言い出したのだ。

「俺さ、あのクラブから離れようと思うんだよね。七海と本気で将来を考えてるし、そのためにももっとスキルアップしたいんだ。」
「スポーツから離れるの?」
「実はクラブの別部署から誘われてる。今度は大学の方でコーチをしないかって言われて、そうなると日本中色々飛び回ることにはなるんだけど」
「凄いじゃない!大輝もスキルアップできて、収入も増えるなら断る理由なんてないでしょ?」

大学チームに関わると、クラブの代表選手に付き添い、様々な大会へも携わることで今まで通りには行かないことなどわかっていた。
それでも彼自身も元々優秀な選手だし、これからも仕事として水泳に携わることは大賛成だった。
そんな彼にとって最後の出勤日、これからは仕事帰りに待ち合わせてデートをしたり、一緒に食事をして帰ったり、そんな楽しみがなくなってしまう事を寂しく感じていた。
そして同僚の亜紀から、私は驚くことを告げられたのだ。

「七海さ、大輝さんと付き合ってるでしょ?」
「え…っと、何で?」
「気づいてる人は気づいてると思うよ。そのネックレスだって二人でお揃いじゃないの。それに二人でいる目撃情報もあるんだから」
「やっぱ、バレたか…」
「隠してたの?別に悪い事をしてるわけじゃないし、普通に言っちゃえば良かったのに。それに大輝さん異動なんだから、もうお腹の子の事も公にしちゃっていいんじゃないの?」
「何?お腹の子?」
「七海、妊娠してるんでしょ?」
「なっ、してないよぉ!?幸せ太りは認めるけど、大輝は真面目だからいつもちゃんと避妊してるんだよ?」

亜紀は呆れ顔でこちらを見つめた。
そして生理がきちんと来ているのかを問われ、来ていない事を告げると、近日中に産婦人科へ連れて行くと言い出したのだ。

「あのね、それ幸せ太りじゃなくて、多分妊娠してるんじゃないかと思うよ。そこまでお腹ぽっこりして、胎動とかないわけ?」
「ない…と思うよ」
「兎に角、まずは妊娠検査薬で試してみなさいよ。ドラッグストアで買えるんだから、今日寄って帰るんだよ」

何故、亜紀がこんなにも気にかけてくれるのかは分からないが、私は言われた通りドラッグストアに寄って二本入りの妊娠検査薬と、彼へのお疲れ様ケーキをお土産にマンションへと帰宅した。
先に帰宅していた彼は、職場からの大量の荷物に疲れ切ったようでソファーでぐったりしていた。

「ただいま。」
「おかえりー。俺さ、来週送別会開いてもらうんだけど、七海も来るだろ?その時、俺たちのこと公表してもいいかなって思うんだよね。どう?」
「そうね…これからは別々だし良いんじゃない?でも、亜紀は私たちのこと気づいてたみたいだよ。さっき言われたの。それからね…」
「何だよ」

私の不安そうな表情を見て何かを察したのか、彼は私の顔を覗き込みながら尋ねた。

「亜紀が検査薬使えって…買ってきたからさ、一緒に結果見てくれない?もし妊娠してたら…嬉しいけど、色々心の準備ができてないっていうか…」
「あ、え…でも、エッチするときは必ずゴムしてるし、何で…一応聞くけど七海、前に生理来たのいつ?」
「……夏前くらいに、何日か来たよ」
「夏前…、とりあえず検査薬あるなら使ってみようよ」

私はバッグの中から妊娠検査薬を取り出すと、説明書を読み箱を開封した。

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あおくん 2024/03/22 22:59

2.互いに弄り合う性器の準備は整い、対面座位での挿入は彼女の呼吸を乱す

私は彼に寄り添いながら、彼の男らしい大きな手に自分の手を重ねて指を絡ませる。

「今日は覚悟しろよ?思いっきり抱くから」
「うんっ!」

車内でそんな会話を交わしながら、私たちはホテルに着くまでの間、お互いの指を絡め合ったまま時折キスをして過ごした。
信号待ちでは必ず私の方を見て視線を交わしてくれる彼が本当に愛しくて、その度に抱きつきたくて仕方なかったが、ホテルまで我慢すれば最高の幸せが訪れる信じて耐えた。
ふと視線を彼の股間に目をやると、その中にある彼のモノが窮屈そうにしているのが見てわかった。」

「何を見てる?」
「ここ、大きくなってる?」
「あぁ、さっき射精したばっかだっていうのに困ったもんだよ。七海が触ってくるからムラムラするんだよな、運転中だっていうのによ」

そうして到着したのは街外れにある、私たちにとっては少し奮発したホテルの駐車場だった。
車から降りて私は大輝にギュッと抱きつくと、彼は優しく頭を撫でながら耳元に唇を寄せる。

「部屋まで我慢できないのか?」
「うん…できないの。早く裸になりたいの。お風呂も一緒に入りたいし、ずっとエッチして繋がってたいの」
「そうか……。なら、早く中に入ろうぜ」

彼は私の手を引いて足早にフロントへと向かった。
手を繋いだまま受付を済ませると、彼が選んでくれた部屋の階までエレベーターで上る。
その間も待ちきれなくて私は彼の手をギュッと握りしめて興奮を抑えようとしていたのだが、彼はそんな私を見てニヤリと笑みを浮かべているように見えた。
エレベーターのドアが開くと、私たちは走り出しそうになる気持ちを抑えて部屋まで向かう。
カードキーを取り出すのももどかしく、ガチャッとドアを開けて部屋に入った。

「ほら、おいで七海」

彼は私をギュッと抱きしめ、唇を重ねてきた。
舌を絡めあいながら私は彼の身体に触れて服の中に手を忍ばせると、彼は私の手を掴んで動きを制しながら唇を離した。

「もう我慢できねえのか?どんだけ興奮してるんだ?」
「だって……大輝とのキス気持ちいいんだもん」
「あぁ、俺もだ。ほら……早く脱着なよ。一緒にお風呂入るんだろ?」
「うんっ」

私は彼に促されて服を一枚ずつ脱いでいくと、彼はそれを手伝うように私の服やスカート、それにブラまで脱がせてくれて、最後に残ったショーツに手をかけた。

「なんだ……もうグチョグチョじゃねえか。本当にどれだけ興奮しているんだよ?」
「だって……大輝とのデートが楽しみ過ぎて昨日からドキドキしてるんだよ?さっきだってお尻を触られて我慢できなくなっちゃったし、もう我慢出来ないの」
「ったく、困った彼女だな…」

彼はそう言いながらも私のショーツを下ろそうとしたので、私は少し腰を浮かせて脱がせやすくした。
そしてショーツが脚から抜かれると、彼はそれを手に持ってニヤッと笑った。
そして備え付けのバスタオルを取ってから私に手招きした。

「ほら、一緒に入るぞ」
「うんっ」

私達はシャワーを浴びた後、一緒に浴槽へと浸かる。
その間も私たちはキスをし続けていて、私達はお互いの乳首をクリクリと弄りあった。
次第に足の力が抜けていくと、お互いに脱力してもたれかかる。

「はぁっ、っつ……ふぅう……んっ!」
「ほらっ……七海も気持ちよくしてくれよ」
「ぅあっ!はぁ、はぁ……イッパイ、濡れちゃう、うぅぅん!あっ、んんんっ!」

私の股の間に手を伸ばしてきて、割れ目をなぞるように指を動かした。
そしてクリトリスを見つけるとそこを重点的に攻めてくると、その度に私の身体はビクビクと反応してしまい、愛液がどんどん溢れてくるのを自分でも感じる。

「あれ?まだキスしかしてないのにもうこんなにグチョグチョになってんの?」
「うんっ……大輝とのキス、すごく気持ちいいの。どんどん濡れちゃう…恥ずかしいよぉ」

私が彼の耳元でそう囁くと、彼は私を抱きしめた後に言った。

「風呂出たらもっと激しくしてやるから覚悟しとけよ?」

そう言って彼は私の胸を揉みしだくと同時に、私も反り立ったペニスを握るとシコシコと上下に動かした。
私はたまらず彼に抱きつき首筋に舌を這わせると、幸せで満たされ涙が溢れてきた。

「何で泣いてるんだよ?七海のおっぱい……柔らかいな。」
「こうやって、一緒にいられるの…幸せすぎてどうにかなっちゃいそうなんだもん」

彼は私の背中に手を回して唇を激しく求めた。
舌を絡め合い、そして両手で私の胸を揉みしだく。
私は彼の大きな手のひらに包まれながら、その刺激に耐えていた。

「んっ……んんっ」
「七海の乳首も胸も……ずっと触ってたいよ」

彼は私に抱きつくように覆い被さってきた。
そして再び唇を重ねると、お互いの舌が絡み合い、唾液を交換し合う。
私は彼の首に腕を回してぎゅっと抱きつくと、彼もまた私の背中と頭に手を回した。

「はぁ……んんっ」
「七海、そろそろ出よっか?のぼせちゃうよね」

彼は立ち上がると私に手を差し伸べて言った。
私はその手を掴むと立ち上がり、そして彼と一緒に浴室を出る。
バスタオルで身体を拭き合ってからベットへと向かうと、そこには大きめのダブルのベッドが置かれていた。
私たちは裸のままベッドの上に上がる。

「ほら、おいで」

彼は両手を広げて私の名前を呼ぶと、彼の腕の中に飛び込んでギュッと抱きついた。
そしていつものように彼は優しく頭を撫でてくれる。
思考が停止しそうな中、流れのまま唇を重ねると、私たちはお互いを求め合うように何度も何度も口付けを交わした。

「愛してるよ……七海」
「うん……私も大輝が好き……」

私達は裸のまま抱き合いながらキスをしたままベッドに倒れた。
彼は私の上に覆い被さり、何度も角度を変えながら唇を重ねる。
そんな彼の行為に応えながら私は彼を抱き寄せた。

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